20世紀最高の女優の名場面「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」予告編
2022年7月14日 12:00

20世紀最高の女優と称されるロミー・シュナイダーの特集上映「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」の予告編が公開された。
ウィーンの名門俳優一家の家に生まれ、ヨーロッパを中心に多くの傑作・話題作に出演し世界最高峰の女優として名を馳せた女優、ロミー・シュナイダー。一方では度重なる色恋沙汰、破産、元夫や息子の死などスキャンダルやゴシップがつきまとうなど壮絶な人生を送るが、死後「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれるなどその鮮烈な印象は今も輝く。
映画祭では、日本の劇場初公開となる「マックスとリリー」、ドキュメンタリー作「地獄」をはじめ、かつての恋人アラン・ドロンと共演を果たした「太陽が知っている」、ふたりの男に愛される女性を演じた「夕なぎ」、戦時下を舞台にした切なく狂おしい名作「離愁」のほか、ジャン=ルイ・トランティニャンやジャン=クロード・ブリアリらフランスを代表する俳優たちが集う「華麗なる女銀行家」、最期の出演作となった「サン・スーシの女」の7作品が上映される。
予告編では、ハイブランドのドレスから開放的なバカンススタイルなど様々な衣装に身をつつんだ華麗な姿から、張り詰めた表情をたたえた横顔をじっくりととらえた「離愁」のワンシーンなど、女優ロミー・シュナイダーの深遠な魅力を垣間みることができる。「没後40年ロミー・シュナイダー映画祭」は、8月5日~25日、Bunkamura ル・シネマにて開催。
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