サン・スーシの女
劇場公開日 2022年8月7日
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解説
戦時下のヨーロッパで過酷な運命に翻弄された人々を描き、名優ロミー・シュナイダーの最後の出演作となったドラマ。
人権擁護委員会の代表を務めるマックスはパラグアイ大使との会見の席で、大使の本名を確認すると射殺してしまう。逮捕されたマックスは留置所へ面会に来た妻リナに、自身のつらい過去について語り始める。1930年代、ベルリン。10歳のマックスはナチスに父を殺され、家族の友人ミシェルとエルザ夫妻に引き取られる。幸せに暮らす3人に再びナチスの魔の手が迫り、マックスはエルザとともにパリへ逃れるが……。
シュナイダーがマックスの妻リナと養母エルザの2役を演じ、「昼顔」のミシェル・ピッコリ、「キャバレー」のヘルムート・グリームが共演。ジョセフ・ケッセルの小説を原作に、「仮面」のジャック・ルーフィオが監督を務めた。「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」(2022年8月5日~25日/Bunkamuraル・シネマ)上映作品。
1982年製作/116分/G/フランス・西ドイツ合作
原題:La passante du Sans-Souci
配給:コピアポア・フィルム
日本初公開:1984年3月30日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャック・ルーフィオ
- 製作
- レイモン・ダノン
- 原作
- ジョセフ・ケッセル
- 脚本
- ジャック・ルーフィオ
- ジャック・キルスネル
- 撮影
- ジャン・パンゼル
- 美術
- ジャン・ジャック・カジオ
- 衣装
- カトリーヌ・ルテリエ
- 編集
- アンナ・ルイツ
- 音楽
- ジョルジュ・ドルリュー