夕なぎ(1972)

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解説

二人の男に愛された美しい女の揺れ動く心理を描く。製作はアンリ・ジャッキヤール、監督は「すぎ去りし日の……」のクロード・ソーテ、脚本はジャン・ルー・ダバディとソーテの共同、撮影はジャン・ボフティ、音楽はフィリップ・サルド、衣裳はイヴ・サンローランがそれぞれ担当。出演はロミー・シュナイダー、イヴ・モンタン、サミー・フレー、ウンベルト・オルシーニ、エヴァ・マリア・メインケ、ベルナール・ル・コックなど。

1972年製作/フランス
原題:Cesar et Rosalie

ストーリー

ロザリー(ロミー・シュナイダー)は、画家である夫のアントワーヌ(ウンベルト・オルシーニ)と別れ、幼い娘のカトリーヌと生活していた。ある日、彼女はセザール(イヴ・モンタン)と出会った。彼は、自動車や船をバラして荒稼ぎしている四八歳の男。ありあまるバイタリティ、陽気で気さくな性質だった。遥か遠くに眩しく輝いていた女であるロザリーを得たセザールの喜びは大きかった。もしロザリーが、かつての恋人ダビッド(サミー・フレー)と出会わなかったらその二人の仲は大人の男と女としてうまくいくはずだった。ロザリーの母シュリー(エヴァ・マリア・メインケ)の三度目の結婚パーティーの日、ダビッドと再会した。あれから五年の月日が経っていた。まだ青春のさなかにあったロザリーとダビッドは深く愛し合う恋人同志だった。しかしダビッドはロザリーを置いて遠くに旅立っていってしまった。ダビッドは才能ある三十歳のデザイナーである。そんなロザリーとダビッドの関係を知る由もないセザールは、ダビッドの出現に不安な思いをつのらせていった。夜明け、ロザリーの姿が見えない。一心不乱に街中を探しまわるセザール。そこには、すべてを投げだして女の心をつなぎとめようとする中年男の切ないあがきがあった。その頃、ロザリーはやはりダビッドのもとに来ていた。芸術家同志が集まる事務所には若い熱気があふれ、それはセザールからでは味わうことのできない快さだった。その夜、セザールは、ロザリーに“寝たか”と聞く。セザールは結局ロザリーの気持を見失ってはまた見つけだし、そしてまた見失う。そんなセザールの気持が判りすぎるほど判っているのだが、ダビッドの求愛をはねつけることはできなかった。セザールは憔悴し、ダビッドを訪れた。「彼女は僕を愛している。彼女は妊娠したんだ。僕たちは結婚するよ」。セザールはロザリーのために大金を払って海岸のアトリエを買い、みんなで暮らそうといった。海がたそがれにつつまれ、娘のカトリーヌは二人に囲まれて幸せそうだった。しかし、ロザリーの心はどこか虚ろだ。ダビッドに何通かの手紙を書いたが、梨のツブテだった。セザールは、ダビッドと別れたロザリーはぬけがらでしかないことを悟った。パリに出かけたセザールは、嫌がるダビッドを強引にアトリエに連れてくる。しかし、ロザリーはそんな二人の男を残して姿を消し去ってしまった。海岸で肩を寄せ合う二人の男。それは、去っていったロザリーの影が、胸の奥に漁火のようにゆれているかのように見えた。

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映画レビュー

3.0単なる悪女の話

hoさん
2021年5月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

フランス風恋愛と見せかけるが、実際は悪女の話。
そう見えないのかフランス風といえばそうなのだが、男共が小粋だからか?
ファッションなんかも無駄にお洒落だったりする。

最後はどちらを選ぶのか?それはフランスタイトルから想像すればよいのでは?

海の見える家や、市場もお洒落。こういう見どころは沢山あるから大人は楽しめる映画。

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ho
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