タイカ・ワイティティ監督、ディレクターズ・カットに否定的
2022年7月13日 12:30

「ジョジョ・ラビット」や「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督が、ディレクターズ・カットに否定的な立場であることを表明した。
ディレクターズ・カットとは、監督が自らの希望通りに編集したバージョンで、たいていはその後にスタジオの意向に沿って再編集されたものがファイナル・カットとして劇場公開される。
最近は、追加撮影を行ったジョス・ウェドン監督による劇場公開版「ジャスティス・リーグ」に不満を持ったファンが、ザック・スナイダー監督が手がけた「スナイダー・カット」を要求したことから、HBO Maxで公開。「スーサイド・スクワッド」を手がけたデビッド・エアー監督も、劇場公開版は他人によって切り刻まれた不本意なバージョンであると主張し、ディレクターズ・カット版の公開を求めたことは記憶に新しい。
そんななか、マーベル最新作「ソー ラブ&サンダー」のディレクターズ・カット版に注目が集まっている。同作の上映時間は119分と比較的短いことから、ファンが配給のウォルト・ディズニーに「ワイティティ・カットを公開せよ」と、オンライン運動を繰り広げている。
この問題について英NMEがワイティティ監督を直撃すると、「ディレクターズ・カットは出来が悪い」と驚きの返答。「ディレクターズ・カットについては以前から考えている。たくさんの監督のディレクターズ・カットを見ている。ひどい出来だ。監督というのは、時には制御される必要がある」
なお、もし同作のディレクターズ・カット版が公開される場合は、「笑いの場面がもう少し入っていると思う」とワイティティ監督は語る。「カットしたシーンも入れるかもしれない。でもよく言われるように、カットされたのは本編に入れるだけの価値がなかったからだ」
PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー