ポン・ジュノ監督×ロバート・パティンソン主演作に「ミナリ」のスティーブン・ユァン

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「パラサイト　半地下の家族」のポン・ジュノが監督、「THE BATMAN ザ・バットマン」のロバート・パティンソンが主演する新作に、スティーブン・ユァンが出演することがわかった。「ミナリ」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたユァンは、2017年のNetflix映画「オクジャ okja」以来5年ぶりのポン監督作出演となる。

タイトル未定の同作は、アドワード・アシュトンのSF小説「Micky7（原題）」をもとにした作品になる。今年2月にアメリカで出版されたこの小説は、人類が氷の惑星ニヴルヘイムを植民地化するために派遣された使い捨て要員ミッキー7を描く物語。死ぬたびに過去の記憶を保持したまま新たに生まれ変わるミッキーは、6度の死を経て自身の存在理由、そして危険な任務に疑いを持ち始める。

米Deadlineによれば、ポン監督が脚本を執筆しており、原作をそのまま映画化するか、異なるバージョンになるのかは明らかになっていない。キャストは主人公を演じるパティンソンのほか、トニ・コレット、マーク・ラファロ、ナオミ・アッキーの出演が決まっている。ポン監督の制作会社オフスクリーンとブラッド・ピットの制作会社プランB、ケイト・ストリート・ピクチャー・カンパニーが製作し、ワーナー・ブラザースが世界配給する。

ユァンは、「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督による注目の最新作「NOPE ノープ」にダニエル・カルーヤ、キキ・パーマーと出演しており、同作は7月22日から全米公開、8月26日から日本公開される。