ミニスカートを流行させて世界に革命を起こしたデザイナー、マリー・クワントのドキュメンタリー公開
2022年7月6日 14:00

1960年代、ファッションや音楽など、世界中の若者を熱狂させたロンドン発のカルチャー“スウィンギング・ロンドン”の中心人物とも言える伝説のデザイナー、マリー・クワントの横顔を紐解くドキュメンタリー「QUANT(原題)」が、「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」の邦題で、11月26日公開される。
本作は、伝統と階級文化が残るイギリスで、ミニスカートを流行させファッション革命を起こした彼女の横顔を、当時の熱狂を知る関係者へのインタビューとアーカイブで紐解くドキュメンタリー。ビートルズ、ツイッギー、ローリング・ストーンズと共に60年代スウィンギング・ロンドンというムーヴメントを起こしたマリー・クワント。その知られざる素顔とデザインの秘密に迫る。
ファッショニスタとしても知られるロンドン出身の女優、サディ・フロストが監督を務めた。ポスタービジュアルには、「世界のファッションを塗り替えた革命は、チェルシーの小さなショップから始まった――。」というキャッチコピーとともに、マリー・クワントと、彼女の夫であり、渉外と広報担当として彼女の事業を生涯に渡って支え続けたパートナー、アレキサンダー・プランケット・グリーンの2人の姿を捉えた写真と、ブランド「マリークヮント」ブランドのアイコンである「デイジー」がデザインされている。

第2次世界大戦後、戦争の爪痕と階級差別が残るロンドンで、若者たちは自由を求めていた。フランスのオートクチュール発の優雅で女らしいファッションに窮屈さを感じていたマリー・クワントは、1955年に自分が着たい服をクリエイトしたロンドン初のブティック「BAZAAR:をチェルシーのキングス・ロードにオープン。開店直後からマリーがデザインした服は奪い合いになり、60年代初めには動きやすくて少女らしさを演出するミニスカートが世界中で大ブームを巻き起こした。若い女性の“ほしい”に敏感なマリーを支えたのは、夫のアレキサンダーと友人のアーチー。ブランドアイコンのデイジーはファッションから下着、メイク、インテリアと生活に広がり続け、3人はファッションビジネスの新機軸を打ち出していく。
11月26日から、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開。映画公開と同日り、Bunkamuraザ・ミュージアムで「マリー・クワント展」も開催される。
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