マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説

劇場公開日:

マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説

解説

ザ・ビートルズやツイッギーらと並んで1960年代スウィンギング・ロンドンのムーブメントを牽引した伝説のデザイナー、マリー・クワントに迫ったドキュメンタリー。

戦争の爪痕と階級差別が残るロンドンで、若者たちは自由を求めていた。1955年、それまでの優雅で女性らしいファッションに窮屈さを感じていたマリー・クワントは、夫アレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、自分が着たい服をクリエイトした小さなブティック「BAZAAR」をチェルシーのキングス・ロードにオープンする。彼女がデザインした服は開店直後から奪い合いとなり、60年代初頭にはミニスカートが世界中で大ブームに。ファッションに革命を起こしたマリー・クワントの知られざる素顔とデザインの秘密を、当時の熱狂を知る人々へのインタビューやアーカイブ映像を通してひも解いていく。

ファッションモデルのケイト・モス、デザイナーのビビアン・ウエストウッド、ザ・フーのピート・タウンゼントらが出演。ロンドン出身の俳優サディ・フロストが監督を務めた。

2021年製作/90分/G/イギリス
原題:Quant
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2022年11月26日

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映画レビュー

3.0シャネルの次に来た女性デザイナーの足跡

2023年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

日本で団塊の世代が大学を封鎖していた頃、ロンドンでは、一人の若い女性の作る、ストンとした膝上20cmのスカートが女性達を解放していた。
現代史について無知だった私にはとても面白い作品だった。大戦後の人々の生活を変えるのにファッションが大きな役割を果たしたことが見て取れた。
「女性の洋服は暖を取るためのものではない。自分を見てもらい、女性の魅力を引き出し、着ていて気分が上がること。」
彼女はそのために、ミニ・スカートをはじめ様々な斬新な洋服を考案し、しまいには化粧品、インテリアまで、女性の身の回りものを次々にデザインしていく。(ミニスカートの「ミニ」はローバー「ミニ」に因んでいるらしい。)
全ては運次第、自分はタイミングに恵まれていたと語るマリー。確かに、彼女の大躍進を可能にしたのは、社交的な夫と経営戦略を練る友人の二人の男性だった。

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SpicaM

3.5時代は

2023年2月14日
iPhoneアプリから投稿

移り変わる。
その中で才能を開花させ多くの人に活力を与える。
非常に素晴らしいことだ。

だが過ぎ去りし過去の輝きを
今も過大に示し影響力を誇示したがる様は
臭いし見苦しいので辞めた方が良い◎

映画主人公のマリークアント自身にその見苦しさや臭さは
ないが、現実を側と見ると至る所にいるイル居るw

コロナ以降の活力を着実に引き出し活かす方法論はここに

そう言うメッセージを投げたんじゃ無いかなぁ。
ナイスジョブ!Bunkamuraである♪

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tomokuni0714

4.0現代女性の服の基礎を作った人

2023年1月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「マリー・クワント展」へ行ってからの鑑賞。
ミニスカートとか、タイツ、コスメなど、それぞれのキーワードが先行しがちだが、要するに現代の女性服の基本をたった一人で作ってしまったすごい人の話だった。
すごいことなのに、とにかく本人も関係者もただただ楽しそうなのが素敵。
でも、大量生産や手を広げ過ぎたことで、ファッション界には貢献したが、最終的にほぼコスメしか残らなかったというのは残念でならない。
ヴィヴィアンのインタビューを聞いて、何故マリクワの服を古く感じないかと言えば、自分が古着を着ているからだと気付いた。古着はエコ。古着ならマリクワのようなおしゃれも現役。これからも楽しくおしゃれしよ〜っと♪

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胃袋

3.5お洒落で素敵な女性…

2022年12月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

Bunkamuraル・シネマにて、ザ・ミュージアムで開催中の『マリー・クワント展』と合わせて観てきました。
マリークワントについては名前ぐらいしか知らなかったのですが、とてもお洒落で素敵な女性で好きになりました!
他のデザイナーさんとの交遊関係や、日本と深い繋がりがあったことも知れて良かったです。
ファッションに興味がある方はもちろん、たくさんの方に観ていただきたいです。
ル・シネマでは、意外に男性1人のお客様(オジサマ)が多くて、みんなキュートなマリーが好きなのかなぁ…なんて思いながらマリークワントの世界観を楽しみました♪

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ROSE

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