「ビーチ・ボーイズ」時代、波乱万丈の人生、そして現在 ブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー、予告&場面写真
2022年7月5日 09:00

アメリカのロックバンド「ビーチ・ボーイズ」の創設メンバー、ブライアン・ウィルソンに密着した初のドキュメンタリー「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」の予告編と、場面写真6点がお披露目。名曲「グッド・バイブレーション」をバックに、「ビーチ・ボーイズ」時代の貴重なアーカイブ映像とともに、彼の波乱万丈の人生を振り返るコメントが切り取られている。
「サーフィン・U.S.A.」「神のみぞ知る」、そして名盤「ペット・サウンズ」「スマイル」など、その歌唱と旋律の美しさで知られるウィルソン。本作ではその輝かしい栄光の日々、そして天才が抱えていた悲しくも壮絶な真実と秘めた思いが、自身の言葉で紡がれる。
(C)2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC本編には、ホームビデオやレコーディング風景などのアーカイブ映像、3年間で70時間以上にわたって行われたインタビューなどがおさめられている。プレッシャーに苛まれ陥った薬物中毒、自由と金銭を奪われ続けた精神科医との関係、兄弟との確執と愛情、そして音楽と家族の愛によって復活するまでを、ウィルソンが語る。さらに、元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、幼少期に過ごした家や「サーフィン・サファリ」のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。
(C)2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC予告編では、エルトン・ジョンが「まったく新しい音楽で別世界にいざなってくれた」、ブルース・スプリングスティーンが「彼を超える人はまだいないと思う」と語り、音楽プロデューサーでブルーノート社長のドン・ウォズや、「フー・ファイターズ」のドラマー、故テイラー・ホーキンスさんら音楽界の重鎮たちが、「ビーチ・ボーイズ」への愛とウィルソンの魅力を紐解いている。一方で、「人生の苦しみ」「心の中の闇」「苦難の連続」など、ウィルソンの波乱の人生を暗示するキーワードも並び、彼の生き様が描かれている作品であることを伝えている。
場面写真には、「ビーチ・ボーイズ」時代のウィルソンをとらえた、懐かしい光景を活写。さらに、現在も精力的に活動している姿も写し出されている。
「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」は、8月12日から東京のTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。
(C)2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC
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