張り紙だらけの家、蠢く小袋、巨大生物……白石晃士監督「オカルトの森へようこそ」劇場版予告
2022年7月5日 18:00
白石晃士監督とWOWOWがタッグを組んだ「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」の劇場版予告編が、このほど披露された。映像では、同時上映の短編「訪問者」のシーンが初公開されている。
「貞子vs伽椰子」「不能犯」を手掛け、ホラー映画を得意とする白石監督が、脚本、編集も兼任したオリジナルPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)ホラー。異界と繋がる祟りの森を舞台に、黒石光司率いる5名が次々と迫りくる恐怖から逃げ惑い、時に立ち向かうさまを描き出す。
ホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)を厳しくも愛情をもって支える助監督の市川美保役は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などでの好演が光る堀田真由。オラオラ系の美しきカリスマ金髪霊能者・ナナシ役に飯島寛騎、映画監督・黒石光司のファンであり、恐ろしい体験の発端となる精神錯乱気味の美女・三好麻理亜役に筧美和子、行方不明の女の子を捜索中に黒石たちと森で出会い行動を共にする“自称・正義の味方”のスーパーボランティア・江野祥平役を宇野祥平が演じている。
予告編は“全ての始まり”である赤い隕石の襲来でスタート。黒石の元に送られてきた映像に映る謎の存在、張り紙だらけの異様な雰囲気を放つ家、蠢く小袋、ポルターガイスト現象、湖から出現する謎の巨大生物、カルト宗教団体など、祟りの森で起きる怪現象の数々を活写。そして、魅力的でクセの強すぎる実録ホラー撮影隊の面々に続き、映画を撮りに来ただけなのに、いつの間にか世界を救う決断をする市川の覚悟を決めた表情が映し出されている。
短編「訪問者」は、ドラマ版では放送されない劇場版限定作品。黒石と市川の前に、ナイフを持った謎の男が現れ、部屋の真ん中で叫んでいるというシーンが確認できる。
「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」は、8月27日から新宿ピカデリーほかで3週間限定公開され、デジタル配信も同時スタート。なお、ドラマ版「WOWOWオリジナルドラマ オカルトの森へようこそ」は、7月22日の午後11時30分から、WOWOWで放送・配信開始(全6回)。
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