「おばさん」に聞こえる? ポール・トーマス・アンダーソン監督新作「リコリス・ピザ」空耳シーン公開
2022年6月19日 12:00

ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作「リコリス・ピザ」の本編映像の一部(https://youtu.be/_jvlU4wvHo4)が披露された。年の差男女がプライドをかけて口喧嘩するシーンを収めている。
本作は、1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に、写真技師アシスタントのアラナと高校生ゲイリーの恋模様を描く。第94回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞の3部門にノミネートされ、3人姉妹バンド、ハイムのメンバーであるアラナ・ハイムと、フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマンが主演。ともに鮮烈な映画デビューを飾った。
本編映像は、年上のアラナが「私の方がクールよ!」と啖呵を切ったことに対して「言われたくないね。おばさん」とゲイリーが禁句でもある年齢を楯に言い返したシーン。「おばさん?」と怒りをあらわにするアラナに慌てたゲイリーは「ミレディって言った。貴婦人だ」と取り繕う。アラナの「おばさん」が日本語に聞こえ、クスリとさせる注目のシーンとなっている。
「リコリス・ピザ」は、7月1日からTOHOシネマズシャンテほか全国公開。
(C)2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
関連ニュース






【第78回カンヌ国際映画祭】オフィシャル・セレクション発表、早川千絵監督作など日本映画3本 応募作は過去最高の2909本、現代社会の暴力、愛、寛容など描く作品目立つ
2025年4月10日 23:00
取材 海外映画祭