謎多き高級レストランで、狂気が加速する レイフ・ファインズがシェフを演じる「ザ・メニュー」22年公開
2022年6月10日 18:00
謎多き高級レストランを舞台に不穏な出来事が巻き起こる、米サーチライト・ピクチャーズの新作「The Menu」が、「ザ・メニュー」の邦題で、2022年に公開されることが決定した。レイフ・ファインズ(「グランド・ブダペスト・ホテル」)、アニヤ・テイラー=ジョイ(ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」)、ニコラス・ホルト(「女王陛下のお気に入り」)が共演。あわせて、違和感に満ちたカットが連続し、狂気が加速する予告編(https://youtu.be/NKLXVmu6NxM)も披露された。
テイラー=ジョイとホルトは、有名シェフが極上メニューを振る舞う、なかなか予約のとれない孤島のレストランを訪れるカップルを演じる。ファインズが、ミステリアスなシェフを体現。HBOのドラマシリーズ「メディア王 華麗なる一族」で第79回ゴールデングローブ賞テレビ部門の3冠に輝いたマーク・マイロッドが監督を務める。「バイス」「ドント・ルック・アップ」のアダム・マッケイが製作を務め、風刺と笑いのスパイスに彩られた極上のサスペンスを作り上げた。
予告編には、気品に溢れ、大勢の上客で賑わう一方で、どこかただならぬ雰囲気をまとうレストランが映し出される。「ちょっと感動しちゃって」と涙するほど料理の味に感銘を受けるカップルの男性(ホルト)に対し、どこか冷めた様子の女性(テイラー=ジョイ)。しかし、彼女のふとした違和感をきっかけに、物語は徐々に不穏な展開を迎える。「はい、シェフ!」というスタッフの声がこだまするなか、頭を抱え、怯え、逃げ出そうとし、何者かに追われる人々を活写。ストーリーはベールに包まれているが、続きが気になる仕上がりとなっている。
「ザ・メニュー」は、22年に全国公開。
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