「ONE PIECE FILM RED」主題歌は中田ヤスタカ、劇中歌はMrs. GREEN APPLE、秦基博ら担当 歌唱はウタ(Ado)
2022年6月8日 20:26
アニメ「ONE PIECE」の長編劇場版シリーズ15作目「ONE PIECE FILM RED」の新情報発表特番が6月8日に配信され、主題歌と劇中歌を担当するアーティスト7組が明らかになった。
主題歌は、「ONE PIECE FILM Z」にも参加した中田ヤスタカによる楽曲「新時代」。中田は、主題歌のほか劇中音楽も手がける。さらに劇中歌は、ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE」、マルチアーティストのVaundy、音楽ユニット「FAKE TYPE.」、ドラマやアニメの劇伴などで活躍する作曲家・澤野弘之、シンガーソングライターの折坂悠太、秦基博がそれぞれ担当。今作のメインヒロインとなるキャラクターのウタが、7曲すべての歌唱を務める。ウタの歌唱パートには、歌手のAdoが起用されている(ウタのボイスキャストは声優の名塚佳織)。
さらに主題歌&劇中歌と関連した「ウタプロジェクト」として、ウタが歌う7曲すべてのMVの制作、各楽曲にひもづくショートエピソード動画「ウタ日記」が「ONE PIECE」の公式YouTube配信されることが発表された。MVは全曲異なるクリエイターが手がけ、主題歌「新時代」のMVは、アニメーター/イラストレーターのhmngが担当している。
6月8日午後8時「新時代」Teaser MV(楽曲提供:中田ヤスタカ)
6月15日「新時代」MV
6月22日「私は最強」(楽曲提供:Mrs.GREEN APPLE)
7月6日「逆光」(楽曲提供:Vaundy)
7月20日「ウタカタララバイ」Teaser MV(楽曲提供:FAKE TYPE.)
7月27日「世界のつづき」Teaser MV(楽曲提供:折坂悠太)
8月3日「風のゆくえ」Teaser MV(楽曲提供:秦基博)
8月6日「ウタカタララバイ」MV
8月10日「世界のつづき」MV
8月17日「トットムジカ」 MV
8月24日「風のゆくえ」 MV
同番組にはウタのボイスキャストを務める名塚が登場し、「ウタ日記」について「ウタの日常が見えるショートムービー。今回の楽曲についてトークをしていたり、普段のウタちゃんのトークが聞ける映像になっています」と説明した。番組には名塚のほか、レギュラーキャストの田中真弓、山口勝平、お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介、女優の浅川梨奈らが出演した。
原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務める「ONE PIECE FILM RED」は、メインヒロインとして世界で最も愛されている歌手・ウタが登場し、彼女が赤髪のシャンクスの娘であるという衝撃の事実を軸に物語が動き出す。8月6日から全国公開。
この度 「ONEPIECE FILM RED」にウタの歌唱役として携われたこと、本当に光栄に思います。
ウタというキャラクターとして歌を歌うことは私にとって初めての試みだったため、大変だったことは色々とありましたが…それ以上にすごくいい経験になりました。楽曲は全7曲、ハードな曲からバラードなど、幅広いジャンルの楽曲を歌わせていただきました。劇中ではウタがどんなライブをするのか、そして彼女はどんな歌姫なのか、楽しみにしていてください!
大好きな「ONE PIECE」にまた関わることができ、そして素晴らしいミュージシャンの方々と一緒に参加することができて光栄です。
最初に総合プロデューサーの尾田さんからは、新しい歌姫の誕生を象徴するような力強い曲というリクエストを受けました。楽曲制作ではAdoさんの魅力的な歌声と共に、ウタというこれまでとは別のアーティストとして「ONE PIECE」の世界観に合ったサウンドと響きを届けることができるように意識しました。また、今回参加されている他のアーティストの皆さんによる楽曲たちが本当に良い曲ばかりなので素晴らしい音楽体験を劇場で楽しんでいただければと思います。
僕たち全員、勿論「ONE PIECE」の大ファンですし、生きる上でのバイブルなのでオファーをいただき率直に嬉しかったです!少しでも作品を彩れるように、精一杯僕たちのONE PIECE愛を入れ込もうという非常に熱い気持ちで制作しました。Adoさんが歌うことで世界観がパーッ!と広がり、ウタの姿や心情を感じとれるような楽曲に仕上がったと思います。ぜひみなさんも僕たちと一緒に「ONE PIECE FILM RED」を映画館で楽しんでいただけると嬉しいです!
子供の頃から当たり前にあった「ONE PIECE」という作品の一部になれることに、とても驚きと興奮を覚えました。それと同時に、そんな大事な役目をやってもいいのかという不安も実は少しありましたが、やるからには一番かっこいい曲を作ってやろう!という思いで挑みました。ぼくもみなさんと同じくらい公開が待ち遠しいです!一緒に楽しみましょう。
オファーをいただいた際は、とんでもなく舞い上がりました。以前、尾田先生がジャンプの巻末に僕たちの「プリンセス」という曲をあげてくれていたのを知ってたので、本当に聞いてくれてたんだという喜びと同時に、こんな大きなプロジェクトに参加できることへの驚きとプレッシャーを感じています。映画館で映像と音楽を楽しんでいただき、ぜひ鑑賞後に楽曲自体も楽しんでいただきたいです。
劇伴の制作をメインでやっている中、僕が作る歌にも目を向けていただきとても嬉しかったです。いつか関わることができたらと思っていた「ONE PIECE」の作品をより盛り上げるような楽曲を目指して制作しました。今回、音楽をフィーチャーした作品になっているのが新鮮で面白いなと思いました。楽曲とあわせて作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。
子供の頃から親しんできた「ONE PIECE」や、今をときめくAdoさんと自分自身が交わることがあると思わなかったので、オファーをいただき本当に驚きました。照明が上がり映画館を出る時、そこからの歩みを応援してくれる、そんな物語になっています。「ONE PIECE」の世界で、ウタの歌たちと、出会ってください。そこで待っています。良い旅を!
「ONE PIECE」はコミックスも全巻読んでいるので、そんな自分の好きな作品に関われることが純粋に嬉しかったです。今回は”ウタの楽曲”なので、ウタだったらどんな歌を歌うんだろうと想像しながら、彼女の気持ちに重ね合わせて作っていきました。この「風のゆくえ」という楽曲が作品と観客の皆さんを繋ぐ楽曲になっていればいいなと思います。映画と音楽が密接に絡み合う作品でもあるので、音楽とともに、この『FILM RED』を楽しんでいただきたいです。
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