清原果耶「線は、僕を描く」で横浜流星のライバルに! 水墨画に初挑戦
2022年6月7日 05:00
清原果耶が、横浜流星が主演する小泉徳宏監督の最新作「線は、僕を描く」に出演することがわかった。清原は、水墨画に魅了される主人公・青山霜介(横浜)のライバルを演じる。横浜とは、「愛唄 約束のナクヒト」(2019)以来3年ぶりの共演を果たし、小泉監督作品には「ちはやふる 結び」(18)以来4年ぶりの参加となる。
原作となった砥上裕將氏による「線は、僕を描く」(講談社文庫刊)は、2020年に本屋大賞3位、19年にTBS「王様のブランチ」のBOOK大賞を受賞した青春芸術小説。大学生の霜介は、家族を不慮の事故で失った喪失感を抱えながら生きてきた。ある日、絵画展設営のアルバイト中に、水墨画に出合う。白と黒のみで表現された画のはずなのに、色鮮やかな世界が広がることに目を奪われた霜介は、水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられる。やがて霜介は湖山のもとで水墨画を学び始め、初めての世界に魅了されていく。
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主演を務め、「護られなかった者たちへ」で第45回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞した清原は、巨匠・篠田湖山の孫で、霜介のライバルとなる篠田千瑛(ちあき)を体現。清原は、久々の共演となる横浜について、「数年ぶりの共演でしたが、その頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです」と、信頼感をのぞかせる。小泉監督作品への参加を振り返り、「久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした」と語った。
清原は横浜と同じく、撮影前には水墨画家・小林東雲のもとで水墨画を練習し、撮影に臨んだ。清原は、「今回初めて水墨画に挑戦させて頂いたのですが、水墨画監修の東雲先生が、千瑛が描く線を丁寧に教えて下さったので、そのニュアンスをなぞることが出来れば良いなと思いながら撮影に臨みました」と述懐。小林は「清原さんは、強く温かみのある線を描かれるんです。横浜さんに近いんですよ。思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。熱心だし、物事に対して誠意をもってあたる。横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。そうでないとこの映画は出来なかったです」と、賛辞をおくった。
「線は、僕を描く」は、10月21日に全国で公開。
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