ポール・グリーングラス監督＆ベネディクト・カンバーバッチ、新作映画で初タッグ

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「キャプテン・フィリップス」「ジェイソン・ボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督が、新作映画「The Hood（原題）」でベネディクト・カンバーバッチと初タッグを組むことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

グリーングラス監督自らの脚本による同作は、イングランド（現イギリス）で実際に起きた「1381年の農民反乱」を題材にした歴史ドラマ。百年戦争の長期化により財政難に陥った国家が農民に対する課税強化を行う一方で、ペストの大流行による労働力不足を解決すべく、領主が農民の移動の自由を奪う農奴制を取り入れるなど、農民への弾圧が強まるなか、イングランド各地で農民の反乱が急速に拡大。そして1381年、ワット・タイラーを指導者とする反乱軍がロンドンを占領。当時の英国王リチャード2世に謁見し、農奴制の廃止や財産の平等分配などを訴えた。

カンバーバッチは反乱軍の指導者となる農民に扮することから、ワット・タイラー役であるとみられているが、その他の詳細については現段階で明らかになっていない。