「ブラック・ミラー」シーズン6が決定
2022年5月22日 18:00

NetflixのSFアンソロジードラマ「ブラック・ミラー」のシーズン6の制作が進行中だと、米バラエティが報じている。
「ブラック・ミラー」は、テクノロジーがもたらす社会変化を描く1話完結型のアンソロジー作品で、SF版「トワイライト・ゾーン」とも呼ばれる。英チャンネル4でシーズン1と2を放送したのちに、Netflixが制作を手がけている。インタラクティブ映画「ブラック・ミラー バンダースナッチ」を経て、2019年に計3話からなるシーズン5が配信されていた。
そしてこのほど、関係者の証言によりシーズン6のキャスティングが行われていることが明らかになった。内容は不明だが、最新シーズンはさらに規模が大きくなり、映画のようなスケール感で綴られることになるという。
ちなみに、シーズン6の制作が遅れたのには、大人の事情が絡んでいる。「ブラック・ミラー」は、企画・制作総指揮を手がけるチャーリー・ブルッカーと、彼のパートナーであるアナベル・ジョーンズがエンデモル・シャイン・グループ傘下の制作会社ハウス・オブ・トゥモローを通じて制作。だが、ふたりは20年に独立し、Broke and Bonesを立ちあげた。だが、「ブラック・ミラー」の権利はエンデモルに残り、その後、同社はBanijay Groupに買収されている。
そのためNetflixはBanijay Groupから「ブラック・ミラー」のライセンスを獲得。かくして、ブルッカーとジョーンズはシーズン6の製作が可能になったという。なお、NetflixおよびBanijay Groupはこの報道についてノーコメントとしている。
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