スティーブン・キング最新小説「The Institute」がドラマ化

2019年9月17日 19:00

写真提供：アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　ベストセラー作家スティーブン・キングの新刊「The Institute（原題）」がテレビドラマ化されることになったと、米バラエティが報じている。

「The Institute（原題）」は、真夜中に侵入者によって両親を殺害され、謎の施設へと連行された少年が主人公。自室とそっくりの部屋で目を覚ますものの、窓が存在しない。扉を開くと、廊下には扉が続いており、それぞれ同じように連れてこられた子どもたちがいる。そして、彼らは共通して念力やテレパシーなどの特殊能力を持っていた……というストーリーだ。

9月10日に全米で発売されたばかりの同著の映像化権を、スパイグラスが獲得。ミニシリーズとしてテレビドラマ化する予定で、「ビッグ・リトル・ライズ」のデビッド・E・ケリーが脚本を執筆、ジャック・ベンダーが演出を手がける予定。ケリーとベンダーは、キング原作ドラマ「ミスター・メルセデス」でもタッグを組んでいる。

ケリーは現在、ニコール・キッドマン、ヒュー・グラント共演のミニシリーズ「The Undoing（原題）」を準備中。また、マイクル・コナリー原作のテレビドラマ「リンカーン弁護士」も執筆している。

大ヒットドラマ「LOST」の演出家として知られるベンダーは、「アンダー・ザ・ドーム」「ミスター・メルセデス」、さらに2018年に刊行された小説が原作の「The Outsider（原題）」など、キング原作のドラマを数多く手がけている。