故ジャン=マルク・バレ監督作「C.R.A.Z.Y.」7月29日公開決定 「Rotten Tomatoes」100%の高評価
2022年5月9日 11:00

第86回アカデミー賞で3冠に輝いた「ダラス・バイヤーズクラブ」で知られ、2021年12月に逝去したジャン=マルク・バレ監督の「C.R.A.Z.Y.(原題)」が、「C.R.A.Z.Y.」の邦題で、7月29日に公開されることがわかった。05年の作品でありながら、「Rotten Tomatoes」では100%(5月6日時点)のハイスコアをキープしている。
本作は、シャルル・アズナブール、デビッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」などの時代を彩る名曲とともに、保守的な家庭で育った青年のアイデンティティ確立までの葛藤と成長を描く物語。第28回トロント国際映画祭で、最優秀カナダ映画賞を受賞した。

物語の主人公は、1960年代のカナダ・ケベック、保守的なボーリュー家で、5人兄弟の4男として育ったザック。キリストと同じ12月25日に生まれ、「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父と過保護気味の母、それぞれ文武に秀でた兄ふたり、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる70年代、ザックは自らのアイデンティティと、父の価値観との狭間でもがくようになる。
あわせて披露された日本版ポスタービジュアルで横一列に並ぶのは、個性豊かなボーリュー5人兄弟。子どもたちを見守るように佇む母の真下にいるザックの独白が、コピーとしてあしらわれている。父と同じく音楽を愛し、反抗を覚え、やがてアイデンティティに目覚めるザックの目線を通して語られる家族との関係に注目だ。
「C.R.A.Z.Y.」は、7月29日から東京の新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。
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