生誕90周年フランソワ・トリュフォー特集上映予告編 “アントワーヌ・ドワネル”の名シーンずらり
2022年4月29日 07:00

フランスを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーの生誕90周年を記念し、6月24日から3週間限定で開催される特集「生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険」の予告編が公開された。
トリュフォーは1932年パリで生まれ、劣悪な家庭環境の中、孤独な少年時代を過ごしていた。度々学校をズル休みして、映画館を逃避の場に。何度も放校された挙句14歳のときに独学を決意し、学びの場は常に映画と書物だった。
上映作品は短編含め全12本。「大人は判ってくれない」「夜霧の恋人たち」「家庭」「逃げ去る恋」「私のように美しい娘」「突然炎のごとく」「アデルの恋の物語」など、トリュフォーの人生が反映された“冒険”と“多様性”に満ちた映像表現をスクリーンで体感できる貴重な機会となる。このほど公開された予告編は、“アントワーヌ・ドワネル”ものを中心とした構成。初長編の「大人は判ってくれない」以降、ジャン=ピエール・レオーが演じ続けた“アントワーヌ・ドワネル”はまさにトリュフォーの分身で、全5作の“ドワネル”ものはトリュフォー自身の物語でもあった。ドワネルが少年から中年男性まで成長していく姿を見て、人生の哀歓を感じさせる映像だ。

また、初日入場者プレゼントが決定。6月24日、東京・角川シネマ有楽町(初日先着300人)、名古屋・伏見ミリオン座(初日先着200人)、7月1日は大阪・テアトル梅田(初日先着200人)で、「オリジナルマッチ」を配布。愛煙家でもあったトリュフォーにちなんだレトロなマッチ箱は、トリュフォーファンだけでなく、マッチ箱コレクターにも魅力的なデザインとなっている。
(C)1959 LES FILMS DU CARROSSE/ SEDIF
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