命綱なし、たった独り、前人未踏の挑戦 孤高のアルピニストに迫るドキュメンタリー、7月8日公開
2022年4月22日 08:00

第91回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を獲得した「フリーソロ」のクライマー、アレックス・オノルドが絶賛した孤高のアルピニストに迫るドキュメンタリー映画「THE ALPINIST(原題)」が、「アルピニスト」の邦題で、7月8日に公開されることがわかった。
「フリーソロ」のオノルドが「彼はクレイジーだ!」と語るなど、世界的アルピニストのレジェンドたちから一目置かれている、命知らずの若きアルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレール。世界でも有数の岩壁や氷壁などの断崖絶壁を、命綱をつけず、たったひとりで登る無謀な“フリーソロ”という登山スタイルを貫くマークは、攻略は不可能とされていた山脈の難所の数々に挑み、次々と新たな記録を打ち立てている。そんな偉業を成し遂げながらも、SNS社会に背を向け、名声を求めない彼の性格から、世間的な知名度は決して高くない。
「アルピニスト」は、崩れ落ちそうな断崖絶壁をものともせず、命綱をつけずにたったひとりで頂点を目指すマークに密着。雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むマークと、驚くべき“フリーソロ”というスタイルをたっぷりと映し出す。
監督は、これまで数多くの登山にまつわるドキュメンタリー映画を製作してきたピーター・モーティマーとニック・ローゼン。登山経験が豊富で、クライミングの魅力や危険性を熟知している彼らだからこそ、クライムシーンの撮影にこだわり抜いた。モーティマー監督の「クライマーに可能な限り近づき、その心の内まで映像化する」という信条をもとに、マークの息遣いまでもが伝わってくるような臨場感溢れる映像を実現させている。
あわせて披露されたポスターは、目も眩むような断崖絶壁を登るマークを、頭上から捉えたビジュアル。「命綱なし、たった独り、前人未踏の挑戦」というコピーが添えられている。マークは無謀なチャレンジに挑む理由を、「単に楽しみたいから」と語る。両腕のみで岩壁をしっかりと掴み、ただ上だけを見据える表情からは、彼の天才ゆえの無邪気さ、クライミングを愛する純粋さが伝わってくる。
「アルピニスト」は、7月8日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。なお現在、ムビチケ(オンライン券、税込1500円)が発売中で、作品の公式サイト(https://alpinist-movie.com/)、またはムビチケオンライン(https://mvtk.jp/Film/077296)から購入できる。
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