「わたし達はおとな」主題歌はthe engy! 木竜麻生&藤原季節の“生々しい日常”を楽曲が彩る予告
2022年4月16日 12:00
「菊とギロチン」「鈴木家の嘘」の木竜麻生と、「his」「佐々木、イン、マイマイン」の藤原季節が初共演を果たす映画「わたし達はおとな」の主題歌入り予告編が、このほど披露された。主題歌を担当することになったのは、京都発のロックバンド「the engy」。映像では、書き下ろし楽曲「Sugar & Cigarettes」が使用されている。
「平成物語」「俺のスカート、どこ行った?」といった話題のテレビドラマの脚本を手掛けるだけでなく、NHKドラマ「きれいのくに」では、第10回市川森一脚本賞を受賞した演出家・脚本家の加藤拓也の監督デビュー作。物語の主人公は、大学でデザインの勉強をしている優実(木竜)。知り合いの演劇サークルのチラシを作ったことがきっかけで出会った直哉(藤原)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。お腹の子の父親が彼という自信をもてないでいた。悩みながらも優実は直哉に事実を告白する。だが直哉は現実を受け入れようとすればするほど優実への想いや考えがすれ違っていく。
予告編は、優実と直哉のリアルで生々しい日常を約2分に渡って描き出したもの。2人の出会い、幸せだった日々、そして次第にすれ違っていく。ヒリヒリするほどの切迫感を感じさせる会話――そこからあふれ出る感情は、きっと心に突き刺さるはずだ。
「the engy」は、ボーカル・山路洸至のスモーキーかつブルージーな歌声、ソウル、ヒップホップ、ダンスミュージック、エレクトロニックなどあらゆるジャンルを取り込みつつ緻密に構築されたトラックメイクとロックサウンドが特徴のバンド。、Apple Music「今週のNEW ARTIST」に選出され、Spotifyでは国内外複数のプレイリストに取り上げられるなど、注目を集めている。書き下ろし主題歌「Sugar & Cigarettes」は、時に優しく、時に切なく、優実と直哉の日常を包み込み、感情のグラデーションを美しいメロディで彩っている。
「わたし達はおとな」は、6月10日から新宿武蔵野館ほか全国公開。「the engy」の山路のコメントは、以下の通り。
思春期に差し掛かる頃、節々に痛みを伴って身体が大きくなるように、成長し変わっていくことは痛みを伴います。今回の楽曲はまずそういった「痛み」がテーマになっています。「砂糖(あどけなさ)」と「煙草(大人ぶる)」の矛盾、そしてその両方に依存しながら変わっていこうとする痛みを表現しました。
また、今回主題歌を書き下ろしさせていただいた映画「わたし達はおとな」で藤原季節さん演じる“直哉”にも楽曲のヒントをもらいました。どうしようもない自分に嫌気がさしても、変われない。そんなやり切れない人の気持ちを想像して書かせて頂きました。
映画はとんでもないリアリティで、僕の中ではまだ登場人物たちがもがいている途中です。皆様と一緒に彼女たちの幸せを願いたいと思います。
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