「ベテラン」監督の新作「モガディシュ」7月公開! キム・ユンソク&チョ・インソンが初共演
2022年4月6日 10:00

韓国を代表する名優キム・ユンソクと人気俳優チョ・インソンが初共演を果たした「ESCAPE FROM MOGADISHU(英題)」が、「モガディシュ 脱出までの14日間」の邦題で、7月1日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルも披露された。
2021年度、韓国でNo.1の大ヒットを記録した本作は、ソウル五輪からわずか2年後に起こった知られざる実話を映画化。韓国のアカデミー賞と称される「第42回青龍映画賞」では、最優秀作品賞、監督賞を含む5部門に輝き、21年度の賞レースを席巻した。
1990年、ソウル五輪を成功させた韓国は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国にロビー活動を行っていた。ソマリアの首都・モガディシュの韓国大使ハン(キム・ユンソク)は、ソマリア政府上層部の支持を取り付けようと奔走。 一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮も国連加盟を目指しており、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。
そんな中、政府に不満を持つ反乱軍によってソマリア内戦が勃発し、国はたちまち大混乱に陥る。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人の命の危険が差し迫っていた。反乱軍に襲われ北朝鮮大使館にいられなくなったリム大使(ホ・ジュノ)は職員とその家族たちを連れて、絶対に相容れない韓国大使館へ助けを求めることを決心をする。

監督を務めたのは、「ベテラン」「ベルリンファイル」「生き残るための3つの取引」などジャンルの枠にとらわれない新鮮な発想と社会を貫く視線で、観客を魅了し続けるリュ・スンワン。当時のアメリカ海軍の記録から国内外交協会の記事、ソマリア国営テレビの資料など、徹底した事前調査を行っており、撮影は西アフリカモロッコでのオールロケを実施。内戦当時の状況を克明に再現している。
ポスターでは、内戦の混乱で黒煙や火の手が迫るなか、身を寄せ合う韓国大使のハンと妻、参事官のカン(チョ・インソン)らの姿を活写。「国か、命か。それは語ることを許されなかった14日間の真実」というコピーとともに、彼らの過酷な状況を想起させる仕上がりだ。
「モガディシュ 脱出までの14日間」は、7月1日から新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。
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