「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」ドアンが率いたサザンクロス隊員役に林勇、伊藤静、宮内敦士ら

同作では、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」でアニメーションディレクターなどを務めた安彦良和が、異色エピソードとして知られる同作の第15話「ククルス・ドアンの島」を新たな切り口で映像化する。戦争に巻き込まれ、地球連邦軍の新型モビルスーツ“RX-78-02 ガンダム”のパイロットになることを余儀なくされた少年アムロ・レイは、オデッサ作戦を間近に控えた“帰らずの島”での残敵掃討任務のさなか、子どもたちとともに暮らすジオン軍の脱走兵ドアン（CV：武内駿輔）と出会う。

サザンクロス隊は“褐色のサザンクロス隊”として、連邦軍にもその名を轟かせるジオン公国軍の精鋭部隊。林は、サザンクロス隊に志願し編入されたダナン・ラシカ役、伊藤は元隊長のドアンに対して思いを残すセルマ・リーベンス役、宮内はサザンクロス隊の現隊長で、ひとり脱走したドアンを激しく憎むエグバ・アトラー役、上田は副隊長で狙撃手を担うウォルド・レン役、遊佐は精鋭ぞろいの隊にあっても見劣りしない操縦技術をもつユン・サンホ役を担当する。

さらに、各キャラクターが搭乗するモビルスーツ“MS-06GD 高機動ザク（地上用）”の設定画も公開された。脚部に推進用スラスターが増設され、パイロットごとに異なるカスタマイズが施された機体となっている。なおサザンクロス隊の設定は、漫画版「機動戦士ガンダム THF ORIGIN」のスピンオフ作品「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」で、ドアンが率いていた開発訓練Y-02小隊とは異なる新たなものとなっている。