井浦新、映画の力を力説「ありがとうの気持ちを世界中に」 成田凌とのダブル主演作「ニワトリ☆フェニックス」完成披露
2022年3月30日 20:36

井浦新と成田凌が3月30日、都内で行われたダブル主演作「ニワトリ☆フェニックス」(かなた狼監督)の完成披露上映会に出席した。
2018年に公開された「ニワトリ★スター」の続編。井浦、成田、かなた監督が2020年5月、“感謝”をテーマにそれぞれのインスタグラムで配信したリモート作品「ありがとう」から着想を得ており、井浦は「僕ら全員のありがとうが詰まった作品。ぜひ、ありがとうの気持ちを世界中に振りまいてもらえれば。そうすれば戦争や争いは絶対になくなる。映画にはそういう力がある」と力説していた。
久しぶりに再会した雨屋草太(井浦)と星野楽人(成田)が、いるはずもない火の鳥を探すために自由気ままな旅に出るロードムービー。舞台挨拶には井浦と成田、かなた監督をはじめ、前作から続投の紗羅マリー、LiLiCo、津田寛治、阿部亮平が出席した。

井浦は「ふたりの関係性はほぼほぼ変わっていないですが、『ニワトリ★スター』を楽しんでくださった皆さんの期待は裏切らない。一緒に気持ちのいい旅をしながら、自由なお芝居を続けている」とアピール。前作で他界した楽人を演じる成田は「しれっと登場して(笑)、帰ってきたなと。草太の横にいると、すべてがよみがえり、頭のネジも吹っ飛んでしまう。新さんと一緒でないと出せない芝居があります」と全幅の信頼を寄せていた。

前作に引き続き、脚本も務めたかなた監督は「もしも彼らに違う人生があればという思いで、一度終わった作品をやり直した」と語り、「1回目の緊急事態宣言のとき、今だからこそ僕らに何かできないかと始まったこと。現実は辛くて苦しいし、みんな我慢もしている。死んだ楽人が生き返っても、映画だからええやんって。それが映画の良さ」と本作の着想を振り返った。多くの前作キャストが再集結し「狼組の皆さんが『なんで、そんなことするの?』とは言わず、それがうれしかった」と感謝を示した。

そんな言葉を受けて、井浦が「監督の愛を感じるから、監督が作り上げた世界観を、役者みんなが全身で返していきたいと思っている。ハプニングや脱線も笑って、受け止めてくれる」と賛辞を送ると、かなた監督は「座長がすごく褒めてくれる。商品券でも送らなあかん?」と照れ笑いを浮かべていた。
「ニワトリ☆フェニックス」は、4月15日から公開
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ