実在の幽霊団地事件を基にした「N号棟」の“異常さ”が際立つ特報 トラウマ必至の光景ばかり
2022年3月4日 08:00
2000年、岐阜県富加町で起きた「幽霊団地事件」。「夜中に誰もいない部屋から音が聞こえてくる」「ドアが勝手に開閉を繰り返す」「テレビのチャンネルが勝手に変わる」など、数多の怪奇現象が報告されたことで、警察、マスコミ、霊能者までが団地に押し寄せ、大パニックとなった。やがて、住人の生活は「怪奇現象」よりも取材陣や野次馬によって脅かされるように。「建て付けの問題など、欠陥住宅であることが原因だった」として、ある日突然事態は収束するが、その噂を流したのは、他でもない住人たちだった。
そんな事件を基にした「N号棟」は、考察型恐怖体験ホラー映画。萩原は、死恐怖症(タナトフォビア)を抱える大学生の史織役に挑み、山谷花純、倉悠貴、筒井真理子、岡部たかし、諏訪太朗、赤間麻里子らと共演している。
(C)「N号棟」製作委員会特報は、トラウマ必死の内容。女子大生・史織が幽霊団地で遭遇する予測不可能な現象の数々が切りとられている。不気味に蠢く住人、ラップ現象……。史織、同じ大学に通う啓太(倉)真帆(山谷)が精神的にも肉体的にも追い込まれていく様子が映し出されている。
(C)「N号棟」製作委員会場面写真は、何かを見て怯えて尻もちをついている史織をとらえたものや、筒井が演じる加奈子と住人たちが踊り狂う不穏な光景、血まみれで作業する男の姿などを活写。どのカットも本作の“異常さ”を物語っており、ただならぬ雰囲気を発している。
「N号棟」は、4月29日から新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)「N号棟」製作委員会
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