「クワイエット・プレイス3」の製作が正式決定
2022年2月16日 18:30
大ヒットシリーズの最新作となる「クワイエット・プレイス3(仮題)」が、2025年公開に向けて準備中であることが明らかになった。
2月15日(現地時間)にバーチャル形式で行われた米メディア企業ViacomCBSの株主総会で、同シリーズの脚本・監督を手がける俳優のジョン・クラシンスキーが発表した。
18年公開の「クワイエット・プレイス」は、音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、音を立てずに生き延びている家族を主人公にしたサスペンスホラー映画。人気女優エミリー・ブラント(「メリー・ポピンズ リターンズ」)と、ブラントの夫で俳優のクラシンスキーが夫婦役を演じているが、クラシンスキーは監督としてメガホンもとっている。製作費1700万ドルで作られた同作は、世界累計興収3億4000万ドルの大ヒットを飾った。
続編「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」は、コロナ禍の21年の公開となったが、それでも世界累計興収2億9700万ドルのヒットとなった。
現在、ニコラス・ケイジ主演「ピッグ(原題)」を手がけたマイケル・サルノスキ監督によるスピンオフ作品が23年の公開に向けて準備中だが、クラシンスキーが脚本を手がける「クワイエット・プレイス」第3弾は正統な続編となる模様だ。
クラシンスキーは、ライアン・レイノルズ、スティーブ・カレル主演映画「If(原題)」の準備中だ。同作でも役者として出演するだけでなく、監督も兼ねることになる。「If(原題)」は2023年公開予定。