タランティーノ絶賛の「ガンパウダー・ミルクシェイク」 “映画ファンの聖地”でプレミア上映
2022年2月4日 12:00

「オオカミは嘘をつく」がクエンティン・タランティーノ監督から絶賛されたナボット・パプシャド監督の最新作「ガンパウダー・ミルクシェイク」のプレミア上映がこのほど、米・ロサンゼルスで行われた。上映場所となったのは、タランティーノ監督が所有する映画館「ニュー・ビバリー・シネマ」。主演のカレン・ギランとパプシャド監督の写真が披露された。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役や、「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」のルビー役で知られるギランが主演を務める本作は、犯罪組織に立ち向かう女性たちの死闘を描いたバイオレンスアクション。

1929年より続くニュー・ビバリー・シネマは、2007年に閉鎖の危機に瀕した際、タランティーノ監督が劇場ごと買い取って存続させた映画館。若き日のタランティーノも常連だったという同劇場は、35ミリフィルムの2本立て上映にこだわっていることから、映画ファンの聖地となっている。前作に続き、本作もタランティーノ監督が気に入ったことで35ミリフィルム版を作成し、同映画館でプレミア上映が行われた。

ギランは「THE EMPIRE FILM PODCAST」内にて「クエンティン・タランティーノが『ガンパウダー・ミルクシェイク』を気に入って、彼の所有する映画館で35ミリフィルム版を上映した。そこで彼に会った時、彼が私の演じた役(主人公サム)のセリフを言ってくれた。もともと私は彼の大ファン。人生で最高に興奮した瞬間だった!」と語っている。

パプシャド監督も「映画好きにとって、“地球上で最も幸せな場所”と呼べるような映画館でプレミア上映ができた」と喜び、タランティーノ監督については「良い友人で、もちろん今作のインスピレーションの源にもなっている。殺し屋の映画を作る時に『キル・ビル』の影響を受けずにできることはない」と尊敬の念を隠さない。その他に影響を受けた作品として、「セルジオ・レオーネ、黒澤明、そしてヒッチコック作品にインスパイアされたんだ。マカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、そして侍/浪人というジャンルの融合だね」と語るパプシャド監督は、現在も本作の続編の脚本を執筆しながら、一日に1~2本は欠かさず映画を見ているという。
「ガンパウダー・ミルクシェイク」は、3月18日から全国公開。
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