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岸井ゆきの&三浦友和共演、三宅唱監督作「ケイコ 目を澄ませて」ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門に出品

2022年1月20日 13:00

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「きみの鳥はうたえる」に続き、三宅唱監督作が再びベルリン国際映画祭に出品
「きみの鳥はうたえる」に続き、三宅唱監督作が再びベルリン国際映画祭に出品
(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINEMAS

岸井ゆきの三浦友和が共演する三宅唱監督作「ケイコ 目を澄ませて」が、2月10日(現地時間)にドイツで開幕する第72回ベルリン国際映画祭のエンカウンターズ部門に正式出品されることが決定した。

本作は、「きみの鳥はうたえる」の三宅監督が、2013年までに4戦を戦った耳が聞こえない元プロボクサー・小笠原恵子氏の自伝「負けないで!」(創出版刊)をもとに紡いだ物語。両耳の聞こえないプロボクサーと、視力を失いつつあるトレーナーの交流を描く。

岸井が生まれつきのと聴覚障がいと付き合いながらプロボクサーとなった主人公・ケイコを演じた。クランクインの約3カ月前から厳しいボクシングのトレーニングを積み、劇中で使われる手話の練習も重ねるなど、入念な準備をして撮影に臨んだという。三浦は再開発が進む下町で小さなジムを運営し、セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコを受け入れるトレーナー・笹木克己を体現。喧嘩をするように力んでしまうケイコを根気強く指導しながらも、次第に視力を失っていくという難役に挑んだ。

このほど選出されたエンカウンターズ部門は、20年に新設され、新しい視点を含む大胆な作品や革新的な監督の発掘に重きを置いており、優れたインディペンデント作品や多様性のある物語が中心となる。三宅監督は、19年に「きみの鳥はうたえる」が第69回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に出品されており、監督作の同映画祭への出品は2度目。「ケイコ 目を澄ませて」がエンカウンターズ部門で受賞した場合、日本人監督としては同部門初の快挙となる。

岸井は「映画が好きで、すがりついて、幾度となく救われてきました。その舞台に俳優として立てるということ、言葉では言い表せない熱いものがあります。ひとまず、嬉しくて嬉しくて溢れんばかりの感謝となみだ。海を越えて言語を超えて、皆様に届きますように」と願いをこめる。三浦は「小さな作品がベルリンに旅します。監督とスタッフ、出演者。我が子の旅立ちを誇らしく送り出します。より大きく育って皆さんに見て頂けるよう願っています」とコメントを寄せた。

三宅監督は「国際映画祭とは、普段は異なる環境や言語で生きる人々がともに、スクリーンに映るもう一つの宇宙をはじめてみつめる、出会いや遭遇の場でもあると受け止めています。本作は製作中からたくさんの新たな出会いに恵まれました。このたび初上映となる機会に冠された『エンカウンター』という言葉に、良い縁を感じています。多くの方が、最高に素晴らしい役者たちに出会い、驚く日が楽しみです」と語る。

あわせてお披露目された場面写真は、二人三脚でトレーニングに励むケイコと笹木のふたりが切り取られており、ケイコの強い眼差しが印象的だ。ケイコの実力と可能性を誰よりも信じる笹木と、その思いに応えるように“目を澄ませて”鍛錬を積むケイコの、言葉を超えた交流と確かな絆を予感させる。

ケイコ 目を澄ませて」は、22年に全国で公開される。第72回ベルリン国際映画祭のアーティスティック・ディレクターを務めるカルロ・シャトリアンのコメントは、以下の通り。


【カルロ・シャトリアン】

三宅唱監督の新作映画は、無駄なものを削ぎ、私たちの社会の中心に横たわる何か、つまりすべての人が限界を超えてでも自分を表現できる可能性を描いた映画だと感じます。主人公・ケイコの強さと、彼女の演技の緻密さに心を動かされ、田舎ではなく都会でもない、輪郭がぼやけ始める町を舞台に繰り広げられる人間の生活や、ドラマの語り口に強く訴えかけられ、驚かされました。

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