ある男の“指笛”により、穏やかな日常が狂い始める ノオミ・ラパス主演「マヤの秘密」冒頭映像公開
2022年1月19日 12:00

「ベツレヘム 哀しみの凶弾」で注目されたユバル・アドラーが監督を務めるサスペンス「マヤの秘密」の冒頭映像が披露された。ノオミ・ラパス演じる主人公マヤの日常が崩れ始める様子をとらえている。
1950年代、アメリカ郊外の街。公園で息子パトリックと穏やかな時間を過ごすマヤの耳に、ある指笛の音が聞こえてくる。反射的に音の先に視線を向けると、そこには犬を散歩させる後ろ姿の男が。さらに二度三度とその指笛を聞いたとき、マヤの表情が一変。思わず立ち上がり、立ち去ろうとする男の後を追いかける。
優しい母親の顔から眼光鋭く強張った表情へ、ラパス演じるマヤの日常が狂い始めることを予感させ、緊張感とともにこのあとの展開が気になる冒頭シーンとなっている。あわせて、アドラー監督から日本公開へ向けたコメントも披露された。
私は映画というのは、何かを教えたり、伝えたりする作品ではなく、もっと経験に近いものだと思っています。この作品はとある夫婦間の内密な物語で、彼らがそれぞれの過去とどう向き合っていくかを描いています。
二人の間にどのような関係が存在していて、そこに真実があるのか、そしてそれは人の心に響くものであるか。私たちの悩みと劇中のキャラクターたちが抱える悩みは本質的には似ている部分があります。異なる背景や文化を持つ人たちと何を共有して、何を共有しないかというのはまさにマヤと夫との間で起きたことです。
こういった題材は私の興味をそそりますし、もし真実があったとしてもそれは当事者にしかわかりえないことです。その経験こそ私は大事にして欲しいのです。
「マヤの秘密」は、2月18日に新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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