「千と千尋の神隠し」とロエベのコラボコレクションが大人気　約5000万円の高額転売も

スペインのファッションブランド「ロエベ」とスタジオジブリがコラボレートした「千と千尋の神隠し」コレクションが、ほぼ完売に近い人気を集めている。

「となりのトトロ」に続きロエベとジブリの2度目のコラボレートとなった今回は、「千と千尋の神隠し」の主人公である千尋、カオナシ、ススワタリ、湯婆婆といったキャラクターが描かれたウェアやレザーアイテムなどが登場した。

ジップカーディガンが約30万円、フーディが約11万円と高額だが、発売開始されるとファッション愛好家とアニメファンの両方が殺到し、ソールドアウトが続出しているとのこと。そのためアイテムの価格が高騰し、英i-Dによれば、コレクションでもっとも安価な約2万5000円のキャンドルがeBayでは約5000万円という信じられない価格で売りに出されているようだ。もちろんそこまでの超高額ではなく、定価の2倍程度で出品されているものもある。

宮崎駿監督の2001年の映画「千と千尋の神隠し」は、10歳の千尋が異世界に迷い込み、ブタに変身させられた両親を助けようと、魔女の湯婆婆が経営する神さまのための銭湯で働きはじめるというファンタジー。第52回ベルリン国際映画祭でアニメーション作品として初の金熊賞を受賞し、第75回米アカデミー長編アニメーション賞に輝いた。