5カ国語を操る国際派、ミュージシャンとしても活躍 「クレッシェンド」の注目俳優ダニエル・ドンスコイ
2022年1月18日 14:00

指揮者ダニエル・バレンボイム率いる楽団をモデルに描いた「クレッシェンド 音楽の架け橋」に出演する気鋭の俳優、ダニエル・ドンスコイの場面写真が披露された。Netflixのドラマシリーズ「ザ・クラウン」などで知られるドンスコイは、楽団一のバイオリンの腕を持つ役どころを演じている。

世界的に有名な指揮者のエドゥアルト・スポルクは、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトを引き受ける。オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスを掴んだ20余人の若者たち。しかし、戦車やテロの攻撃に晒され憎み合う両陣営は激しくぶつかり合ってしまう。

ドンスコイは、ロシア・モスクワ生まれで、少年期をイスラエルで過ごした。ロンドンとニューヨークの演劇学校で学び、卒業後はイギリスの舞台やテレビで活躍。英語・ドイツ語・ヘブライ語・ロシア語・フランス語と5カ国語を操り、国やジャンルを超えて活躍。2020年にはNetflixのドラマシリーズ「ザ・クラウン」シーズン4で、ダイアナ妃の不倫相手ジェイムズ・ヒューイット役に抜てきされた。俳優業以外にも、ミュージシャンやモデルとしてマルチな才能を発揮しており、Instagramでは英語・ドイツ語・ロシア語の投稿や世界中のファンからのコメントが寄せられている。
本作でドンスコイが演じたのは、イスラエル側の中心人物ロン。人気者の凄腕バイオリニストだがプライドの高い野心家で、楽団のコンサートマスターに選ばれなかったことに激昂するシーンも。敵対するパレスチナ側のメンバーにその怒りをぶつけ、両者の憎み合いはエスカレートしていくが、合宿を通して変わっていく。

場面写真では、物憂げに考える横顔や、仲間たちと楽しそうに過ごす様子、バイオリンを奏でる姿など、ドンスコイ扮するロンの様々な表情が切り取られている。
「クレッシェンド 音楽の架け橋」は1月28日から全国公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)