篠原涼子「とにかく笑える」 約3年ぶり主演作「ウェディング・ハイ」をアピール
2022年1月18日 20:17
女優の篠原涼子が1月18日、都内で行われた主演作「ウェディング・ハイ」の完成披露試写会に出席した。バカリズムがオリジナル脚本を手がけるコメディ作品で、篠原にとっては約3年ぶりの主演映画。「心温まるエンタテインメント。とにかく笑える作品なので、何も考えずゲラゲラ笑っていただければ」とアピールした。
篠原演じる“絶対にノーと言わない”敏腕ウエディングプランナーが、結婚式で巻き起こる予想外のトラブルを解決するため奔走する。完成披露試写会には篠原をはじめ、新郎新婦役で共演する中村倫也と関水渚、岩田剛典、中尾明慶、向井理、高橋克実、メガホンをとる大九明子監督(「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」)が駆けつけた。
篠原は「舞台のように皆さんとセッションしながらお芝居ができ、撮影中はリラックスできた。登場する人物ひとりひとりが主役のような、ぜいたくな作り方になっている」と豪華キャストとの共演を振り返り、「とてもパワフルな方」と初タッグの大九監督について語っていた。
クセ者揃いの本作にちなみ、自身の“クセ”を問われると「指を鳴らすこと。現場でも5分おきには鳴らしていて、音声さんに聞こえちゃうんじゃないかと思うほど。鳴らすとスッキリするんですよね」。中村は「他人の台本を見るのが好き」だといい、「書き込みや文字、ラインの引き方とかで人となりがわかる。嫌がられますけど」と理由を説明した。
関水の台本にもびっしりと書き込みがあったと明かし、当の関水は「見られるのは、うれしくはないですね……」と苦笑い。それでも「中村さんは優しいオーラを持っていて、変に緊張もせず、いいスタートが切れた」と感謝し、中村は「こんな真面目な子が日本映画界を背負っていくんだから、今から優しくしておこうと思って」と照れくさそうな表情だった。
岩田は花嫁奪還を目論む元カレを演じ「自由に演じさせていただいた。監督に役柄の設定を聞いたら『職業とか設定とかないの!』って言われて。それで(役柄の)立ち位置を理解した」と回想。劇中では風変りなポーズも披露しており、大九監督は「私がいろいろお願いしても、すぐにやってくれて。いつだって、かっこいい男でした」とほれぼれしていた。
「ウェディング・ハイ」は、3月12日から全国で公開。