井上昭監督死去、93歳 「座頭市二段斬り」「眠狂四郎多情剣」など
2022年1月14日 11:00

井上昭監督が1月9日、脳梗塞、肺炎のため京都市内の病院で死去した。93歳だった。
井上監督は、1950年大映京都撮影所に入所、溝口健二監督、森一生監督に師事し、「眠狂四郎多情剣」をはじめとした「眠狂四郎」シリーズ、「眠狂四郎多情剣」など「座頭市」シリーズ、そのほか「陸軍中野学校」シリーズなどを手掛ける。緊迫した場面をワンカットで撮影する長回しと、心象風景など目には見えない人間の心の動きを撮影する手法を得意とした。
2011年にスタートした時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇では、第1作「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」を皮切りに、最新作「殺すな」(主演:中村梅雀)まで、全23作品のうち最多となる8作品で監督を務めた。なお、故人の遺志と家族の希望により葬儀等は近親者で営んだ。
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