「ラスト・ショー」「ペーパー・ムーン」ピーター・ボグダノビッチ監督死去
2022年1月12日 14:00

「ラスト・ショー」(1971)、「ペーパー・ムーン」(73)などで知られる映画監督のピーター・ボグダノビッチさんが、米ロサンゼルスの自宅で死去した。享年82。米バラエティが報じている。
セルビア人のピアニストの父と、オーストリア人の画家の母のもと米ニューヨークで育ったボグダノビッチさんは、幼年期から映画鑑賞に没頭。マーロン・ブランドやロバート・デ・ニーロなどの名優を育てた演技指導者であるステラ・アドラーのもとで演技を学んだのち、映画ジャーナリストとしてキャリアをスタートさせる。その後、ロジャー・コーマン監督の「ワイルド・エンジェル」(66)の脚本に参加したことをきっかけに映画界入り。「殺人者はライフルを持っている!」で映画監督デビューを果たした。
「ラスト・ショー」「おかしなおかしな大追跡」「ペーパー・ムーン」など70年代前半に傑作を連発し、若き天才監督としてもてはやされたが、その後、ヒットに恵まれず、「ニューヨークの恋人たち」の撮影中に交際をはじめた女優のドロシー・ストラットンが夫に殺害されるなど、私生活でも注目を集めた。
後年は役者としても活躍。米傑作ドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」へのレギュラー出演や、「キル・ビル」のDJ役などで強い印象を残している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー