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歌姫Siaの初監督作「ライフ・ウィズ・ミュージック」 カラフルでポップな音楽世界がのぞく予告

2022年1月6日 19:00

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「愛と音楽が、明日への光。」
「愛と音楽が、明日への光。」
(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

世界の歌姫Siaが初監督を務めた「ライフ・ウィズ・ミュージック」の予告編と、ウェブ限定ビジュアルが公開。あわせて加藤諒Ado夏木マリら著名人のコメントも披露された。

ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として、世界的な注目を集めるシンガーソングライター・Sia。監督・原案・脚本・製作を担う本作では、オリジナル楽曲が彩るカラフルかつポップなシークエンスとともに、孤独な主人公ズーが“愛する”ことを学び、居場所や明日への希望を見出していくさまを描く。

画像2(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受けるズーは、祖母の急死により長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージックと暮らすことに。頭のなかではいつも音楽が鳴り響く色とりどりの世界が広がっているが、周囲の変化に敏感なミュージックとの生活に途方に暮れるズー。そこへアパートの隣人・エボが現れ、優しく手を差し伸べる。次第に3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとする。

画像3(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

周囲の人々との関わりのなかで“愛”を知っていくズーを演じたのは、ケイト・ハドソン。孤独な女性を全身全霊で熱演し、第78回ゴールデングローブ賞では主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされた。ミュージック役は、Siaの楽曲「シャンデリア」のMVで圧巻のダンスパフォーマンスを披露したマディ・ジーグラー。ブロードウェイミュージカル「ハミルトン」でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jr.が、隣人エボに扮している。

画像4(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

予告編は、ズーとミュージック、エボの出会いが描かれる。最初は繊細なミュージックとの生活に戸惑うズーだったが、エボの支えもあり、次第に未来への希望を見出していく。さらに、「彼女は世界の捉え方が違うんだ」という言葉が示すように、イマジネーション豊かでカラフルな音楽シーンも満載。「つらい過去は燃やしてしまおう、立ち上がって空を見上げて、一緒に上を目指そう、一緒ならきっと行ける」――ずっとひとりで生きてきたズーへのエールにも聞こえる主題歌「Together」が、力強く響く。

あわせて映像では、劇中で流れる楽曲「1+1」も初お披露目。ハドソンがハスキーながらもビビットな声で歌い上げる同曲は、心躍る陽気なサウンドに、「毎日がホリデー」「ビートに乗って」など明るい歌詞が特徴的。「音楽があれば、毎日がホリデーのように楽しい」という、ズーとミュージックの心情が表現されている。

ウェブ限定ビジュアルは、光を浴びて歌うミュージックと、思い悩んでいる様子のエボの狭間で、マイクを前にしたズーの凛とした表情が目を引く。大切なものを見つけ、ミュージックとともに前を向いていこうとするズーの決意の裏で、人知れず不安を抱えるエボの姿が確認でき、ストーリーの展開が気になる仕上がりとなった。

画像5(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

Siaの大ファンを公言する加藤は、「登場人物の抱える問題は大変なことばかりなのに、この映画の世界には平和が広がっているような気がしました。見た後にSia様の今までの曲を聞くとまた違った歌に聞こえ、踊り出したくなるような作品でした」と感想を明かす。Sia と同じく素顔を隠す歌い手のAdoは、「音楽シーンはとても色鮮やかで、役者さん達の表情や動きによってより輝いていました。音楽シーンからリアルシーンにパッと切り替わるところは、シーンの予測ができなくて面白かったです。ライフ・ウィズ・ミュージックを通して、Siaが見ている世界、感じている音楽に刺激を受けました。ミュージックは私たちを照らしてくれる存在ですね」と称賛した。

ライフ・ウィズ・ミュージック」は、2022年2月からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。著名人からのコメントは、以下の通り。


【YUUKI】(「CHAI」)
 人生に起きるどんな事も、想像力があればポジティブにクリエイティブし直せる。そして音楽は、心の1番近くまで来てくれるアイデアなのかも。そんなことを思った映画でした。
牛丸ありさ】(「yonige」)
 そういえば、いつからか何かに依存したりすがったりすることがなくなった。それは大切な人や守るべき人がそばにいるからなのだな、とこの映画を見て気づいた。人は人のために優しくも強くもなれる。
【Keeenue】
 現実世界では表現しきれない複雑な登場人物の感情を、アーティストならではの音楽と演出で解放的に描いた、カラフルな音楽シーンの世界観が印象的でした。
塩塚モエカ】(「羊文学」)
 待ちに待った、Sia初監督作品の日本公開。ひたむきで暖かい愛の物語と、最高のポップミュージックたちにポジティブなパワーをもらいました。奇抜でカラフルな音楽シーンはインスピレーションにあふれていて、映画館のスクリーンで体験すれば、Siaの音楽世界にどっぷり浸ることができるでしょう。
夏木マリ
素顔をみせないSia
頭の中をみせたSia
彼女の音楽が映画になったの……
Bravo! Life with music
with Love♪♪
くっきー!】(野性爆弾)
御美しい御色に御美しい御ストーリー
御美しい友愛情に御美しい御歌声
幾多の御美しいを極めた極上ムービーでございました。アタクシの様な蟲下人間ですら心揺さぶられるほどのMAX至極映画でございます。そのマナコと耳でとらえ脳シワにゾッソリと御刻みくださいっ。見ないは無いっ。
【ヒコロヒー】
 私たちは誰かに自分が理解されない時の苦しみを知っているはずなのに、誰かを理解できない時に否定したり邪魔をしたり何かを押し付けたりしてしまう気がしています。大切なことは理解したりされることよりも、さまざまな種類の優しさを持っておくことである気がしました。音楽と彩りと優しさに溢れたユニークな映画でした。
山岸聖太
 自分を試したかった。劇中のほんのふとしたセリフだが、この作品を紡いだSia監督に思いを重ねてしまった。自分を試してる。誰も皆、きっとそうなんだろうと思う。これからもずっと自分を試し続けたいと思わせてくれる映画でした。

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