「クライ・マッチョ」イーストウッドが“重要キャラ”を語る特別映像 山田洋次らのコメントも
2022年1月3日 10:00

クリント・イーストウッド製作、監督、主演の最新作「クライ・マッチョ」の特別映像が披露された。イーストウッドが動物たちとの共演を語り、撮影の舞台裏をとらえている。
落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して、生きる上で必要な強さとは何かを描く本作。特別映像は劇中に登場する馬の姿から始まり、イーストウッドが自身の人気を決定づけた「ローハイド」では6年間馬に乗り続けていたと語る。落ちぶれた元ロデオスターを演じたイーストウッドは、数年ぶりにあぶみに脚を置いた瞬間に乗馬の感覚が戻ったという。
本作で重要な役割を果たすのは、親の愛を知らない孤独な少年ラフォの相棒で“マッチョ”と名づけた闘鶏用のニワトリ。イーストウッドは「少年は雄鶏が勝てるようにマッチョという名前を付けた。雄鶏はこの映画の中でとても重要なキャラクターなんだ」と説明する。実はこのニワトリは11羽用意され、それぞれに得意な演技を披露している。「雄鶏によって行動が違う。手を出すと、その手の上に飛び乗る者もいれば、もう片方の手に乗る者もいる。こちらが望めば、攻撃をする雄鶏もいる。見ごたえがあったよ」と、場面に応じて起用されたニワトリたちの演技を楽しんだようだ。
あわせて、本作を鑑賞した著名人らのコメントも披露された。イーストウッドと同年代、精力的に映画を撮り続けている山田洋次監督は「『もっと老けろ、背を曲げてヨロヨロ歩け!』と叱りつける凛々しい監督と、穏やかに従う老俳優の姿が目に浮かぶ。両方ともクリント・イーストウッドだ」と、91歳にして現役を続けるイーストウッドに敬意を払う。
青春ミステリー「流」で直木賞を受賞した作家・東山彰良氏は「若いころにヤンチャをやった年寄りを演じさせたら、イーストウッドの右に出る者はいない。なんといっても存在に説得力がある。こういう年寄りを見せられたら、年を取るのも悪くないなと思えてくるのだ」、85歳を迎えた写真家の操上和美氏は「人間と映画を知り尽くしたイーストウッドの新境地」だと激賞している。
「クライ・マッチョ」は1月14日から全国公開。
(C)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
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