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「なにたた」鑑賞後はカツカレーが食べたくなる? 食堂シーン&安田顕のポーズに注目

2022年1月3日 08:00

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この時期、おせちもいいけれどカレーもね!
この時期、おせちもいいけれどカレーもね!
(C)2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

お笑い芸人・つぶやきシローの同名小説を実写映画化した「私はいったい、何と闘っているのか」(公開中)。主演の安田顕をはじめ、小池栄子らの演技が光るドラマ部分が注目を集めているが、本作を鑑賞した人々からは「カツカレーが食べたくなる」と、あるシーンに食欲を刺激されたという声が上がっている。

本作は、主人公・春男(安田)が理想と現実のギャップと“闘い”ながら、職場や家庭で奮闘する姿をユーモラスに描く。「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」で安田とタッグを組んだ李闘士男監督がメガホンをとった。

カツカレーが食べたくなると注目されているのは、春男が通う食堂・おかわりでのシーン。河原に店を構えており、中は薄暗く、うっすらと紫や赤といった色彩豊かな照明でムーディーながらもミステリアス、そして客はいつも春男だけという本作でも異質な雰囲気を醸し出している。

画像2(C)2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

店主であるおばちゃん(白川和子)は口数が少ないながらも、その分言葉の重みと佇まいで抜群の存在感を出している。春男がおかわりでいつも頼むのが“カツカレー”であり、良いことがあった時や悪いことがあった時も訪れており、心の内にしまってしまう本音を吐き出せる場所となっている。

画像3(C)2021 つぶやきシロー・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

李監督は「春男にとってあの場所は幻かもしれないというような、ちょっと妙な世界観にしたくて、照明や内装も不思議な感じにしてもらった。春男にとってあの食堂は、自分の内なる感情を吐露できた唯一の場所なんです」と語る。

安田も「いつも店には春男以外の客はいないし、そういう意味では白川さんが演じられたおばちゃんは、ファンタジーの世界の妖精にも思えますよね。でもしっかりカレーの染みはつけて帰るから、リアルなのか(笑)。個人的にもおばちゃんが言う『それだけ食えれば大丈夫だ』っていうセリフは沁みました」と振り返っている。

また、この食堂のシーンでは、安田がファンだというボクシング亀田三兄弟の父親・亀田史郎氏が自身のYouTubeチャンネルで行っている3150(最高)ポーズを披露している。本作のなかでも異色な雰囲気に仕上がったおかわりのシーンと、安田の3150ポーズに注目だ。

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