ノオミ・ラパスの誕生日記念 密室サスペンス「マヤの秘密」新場面写真公開
2021年12月28日 11:00
「ベツレヘム 哀しみの凶弾」で注目されたユバル・アドラーが監督を務めるサスペンス「マヤの秘密」に主演し、本日12月28日に42歳の誕生日を迎えたノオミ・ラパスの場面写真とメイキングカットが披露された。
1950年代、アメリカ郊外の街。ある日、街中で男の指笛を聞いたマヤ(ラパス)は、“ある悪夢”が蘇ってくる。ナチスの軍人だったその男から戦時中暴行を受けたマヤは、復讐心から男を誘拐し、夫・ルイス(クリス・メッシーナ)の手を借りて自宅の地下室へと監禁する。殺したい気持ちを抑えながら罪の自白を求めるマヤだが、男(ジョエル・キナマン)は人違いだと否定し続ける。
マヤを演じたラパスは、スウェーデン・フディクスバル生まれ。5歳の時、アイスランドに移り住み、15歳でストックホルムの演劇学校に入学。その後、テレビ、演劇などを中心にキャリアを重ね、2009年の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の主演に抜てきされたことで世界的な注目を集め、ガイ・リッチー監督「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(11)、リドリー・スコット監督「プロメテウス」(12)など、多くのハリウッド作品に出演。役作りの徹底さでも知られ、「ミレニアム」シリーズでは、減量とボクシングの練習で身体を変え、鼻ピアスに全身タトゥーという特異なルックスのリスベットを演じ、多くの支持を得た。
そんなラパスが「これこそ私が探していた映画!」と出演を快諾した本作で演じたマヤは、ストーリーの中心的存在で、ある時は復讐に燃え、またある時は熱心に真実を追求するキャラクター。場面写真では、小ぶりな帽子にワンピース姿で、医者の夫との裕福な生活を感じさせるカットや、子どもと夫との朝食シーン、ブルーに水玉のワンピースで不安げにキッチンに佇む様子など様々な表情を見せる。
製作のロレンツォ・ディ・ボナベンチュラは「ノオミは全てに情熱を注いで挑み、俳優として脆くもなれるしタフにもなれる。この役に対する彼女のコミットメントは素晴らしく、ストーリーを通してマヤというキャラクターの変貌ぶりは物凄い」と高く評価。さらに、ラパスと同じくスウェーデン出身であり、ノオミから直接出演をオファーされたキナマンも「ノオミは北欧のインディーズとハリウッドの経験を持ち合わせたクールな俳優だ。人間としてもアーティストとしても決して妥協しない強さがあるし、絶対に中途半端にはしない。醜いことも恐れないし、自惚れもしない。共演者としてとても素晴らしい役者」と印象を語っている。
「マヤの秘密」は、22年2月18日に新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。