「イコライザー」シリーズのアントワン・フークア監督、Netflixとファーストルック契約締結
2021年12月26日 16:00
「イコライザー」シリーズのアントワン・フークア監督が、Netflixとファーストルック契約を結んだことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
フークア監督は今後、フークア・フィルムズからヒル・ディストリクト・メディアへと改名した自身の製作会社を通じ、監督およびプロデューサーとしてNetflixオリジナル映画の製作に携わっていくことになる。
フークア監督は、米アカデミー賞の外国語映画賞デンマーク代表作品に選出された2018年のデンマーク映画「THE GUILTY ギルティ」を、舞台をアメリカに移し替え、ジェイク・ギレンホール主演でリメイクしたNetflix映画「THE GUILTY ギルティ」が、今年度賞レースの有力株として注目を集めている。今回の契約に関し、「『THE GUILTY ギルティ』でのNetflixとのコラボレーションは、フィルムメーカーとして最高に満足のいく充実した体験になりました。Netflixという素晴らしいパートナーとともに、我々ヒル・ディストリクト・メディアのビジョンを多彩な作品で描いていくことに、今から興奮しています」と語った。
フークア監督は現在、米アップルがカンヌ国際映画祭のマーケット部門として史上最高額となる1億3000万ドルで落札し、話題を呼んだウィル・スミス主演の実録ドラマ「Emancipation(原題)」を筆頭に、クリス・プラットを主演に迎えた米アマゾン・スタジオの新シリーズ「The Terminal List(原題)」、NBAの名門チーム、ロサンゼルス・レイカーズを題材にしたタイトル未定のドキュメンタリー映画など、複数のプロジェクトを抱えている。