佐々木想監督「鈴木さん」2022年2月4日公開 ポスタービジュアル&予告編完成
2021年12月21日 10:00

第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門に作品された佐々木想監督「鈴木さん」が、2022年2月4日よりK2、池袋シネマ・ロサほかにて公開されることが決定。ポスタービジュアルも完成し、予告編も公開された。
佐々木監督は、自主制作映画「ぴゅーりたん」が、2009年、第31回ぴあフィルムフェスティバルに入選したほか、第28回バンクーバー国際映画際でドラゴン&タイガー・ヤングシネマ・アワード(アジア新人監督賞)にノミネートするなど、国内外で高い評価を得ている新進の監督。
「鈴木さん」は、国家元首“カミサマ”のもと、様々な法令や条例が施行されている、とある国が舞台。介護士として生計をたてるよしこと彼女の前に突如として現れる謎の男との出会いから始まるディストピア映画だ。第25回ブチョン国際ファンタスティック映画祭や第11回北京国際映画祭などの海外の国際映画祭で映画賞を受賞し、昨年の第33回東京国際映画祭でも上映され、大きな反響を呼んだ。
主演はお笑いタレントのいとうあさこ。45歳以上の未婚者が市民権を失うという市の条例のせいで、市民権を失いかけているヒロイン・ヨシコを演じる。謎の男“鈴木さん”にはドラマ「半沢直樹」での怪演でも知られる役者で劇作家の佃典彦。共演は大方斐紗子、保永奈緒、宍戸開など個性的な俳優陣が顔を揃えている。
脚本・編集も手掛けた佐々木監督は「この映画を撮影したのは2018年の秋でした。多くの人にとってマスクをするのはまだ花粉症の時期のみだった頃です。変わりゆく社会に恐怖し、自分自身の無力に怒り、プリクラのデカ目に驚いた挙句、この物語を切実に妄想したのは更に数年前のことでした。本作品が描く不安は残念ながら今も意味を持ち続けているのではないかと感じています。これからますます厳しい時代が来ると予測されますが、年齢、性別、人種、国籍を超えて何とかお互いを敬って生きていけたらと思っております」などとコメントしている。
予告編は呪術的な音楽とともに、“カミサマ”の肖像画がゆっくりと映し出され、生い茂る草むらを謎の男がかき分けて行くところからはじまり、不穏な雰囲気を醸し出している。なお、本作の劇場公開の支援を募るクラウドファンディングを2022年1月24日まで実施している(https://motion-gallery.net/projects/suzukisan)。
(C)映画「鈴木さん」製作委員会
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