ジョン・レジェンド、現代版「オペラ座の怪人」をプロデュース 舞台はニューオリンズに
2021年12月21日 10:00

米ユニバーサル・ピクチャーズが、アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル劇でも有名な古典「オペラ座の怪人」を、現代の米ニューオリンズに舞台を移し替えて再映画化することがわかった。米Deadlineが報じている。
仏作家ガストン・ルルーが1910年に発表した「オペラ座の怪人」は、これまで幾度も映画化された傑作小説。舞台は19世紀のパリ、オペラ座。その地下に住む謎の怪人ファントムは、新人歌手クリスティーヌにひかれ、素性を隠して歌を指導しながら徐々に近しくなっていくが、クリスティーヌが青年貴族ラウルと恋に落ちたことで、ファントムの嫉妬心が暴走しはじめるという悲恋物語だ。
本作のオリジナル脚本を執筆したジョン・フスコは、クライムドラマ「ザ・テキサス・レンジャーズ」(2019)の脚本を手がけた際にニューオリンズのフレンチ・クオーターと呼ばれる旧市街地の文化から受けたインスピレーションが、本作のアイデアが生まれたきっかけと語る。
「ジャズやR&B、ネオソウルやファンクといった多様な音楽に彩られた、現代ニューオリンズのナイトライフがこの映画の舞台です。クレオール(フランス系移民の子孫)文化やブードゥー教神話、マルディグラのクライマックスを飾る仮面舞踏会など、フレンチ・クオーターには原作の舞台となる19世紀のパリと通ずる要素がたくさん存在します。復しゅうと報われない愛、ミステリーを描くには、もってこいの舞台ですよ」
「SING シング」「リスペクト」のハービー・メイソン・Jr.が自身の製作会社ハービー・メイソン・メディアを通じて、グラミー賞受賞のトップアーティストで、俳優やプロデューサーとしても活躍するジョン・レジェンドが、自身の製作会社ゲット・リフテッド・フィルムを通じて、パートナーのマイク・ジャクソンとともにプロデュースにあたる。
プロットやキャストなどの詳細については、現時点で明らかになっていない。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー