キアヌ・リーブス、「マトリックス」出演は「大きな喜び」 新作を引き受けた理由は?

2021年12月16日 19:00


12月17日から公開
12月17日から公開

マトリックス」の新章「マトリックス レザレクションズ」で、ネオ/トーマス・アンダーソンを演じたキアヌ・リーブスが取材に応じ、シリーズが自身に与えた影響や新作について語った。

マトリックス」シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとり、リーブスはネオ/トーマス・アンダーソン役を再演。セラピーに通い「青いピル」を服用しており、日常生活の中で徐々に“何か”に気付き始めるという役どころだ。

画像2

ソファーに座り、リラックスした状態でオンラインをつないで現れたリーブス。本作の話を聞いたときを「だいぶ前の話になるけど、ラナ・ウォシャウスキー監督から(スマホに)メッセージが入って、電話に出たら、新しい『マトリックス』を作ろうと思っていると言われたんだ。ちょうど今日座っているこのソファーに座っていたんだけど、一気に立ち上がったよ」と振り返り、引き受けた一番の理由は「監督がラナ・ウォシャウスキーで、映画が『マトリックス』だからだよ」と明かす。

マトリックス」でリーブスのスタントを務めていたのが、「ジョン・ウィック」シリーズを監督することになるチャド・スタエルスキで、本作ではスタエルスキが創設したアクションチーム「87eleven Action Design」のメンバーがアクション・デザイン・コリオグラファーを担当している。

画像3

「アクション・デザイン・コリオグラファーは『87eleven』のメンバーで、『ジョン・ウィック』『ジョン・ウィック3』でも組んだジョナサン・エウセビオなんだ。今回のコンセプトは、カンフー・スタイルへの回帰のような感じ。また、全ての『マトリックス』映画で仕事をしている(タイガー・)チェン・フーが僕のメインのインストラクターで、彼とまた組めるのも、ジョナサン・エウセビオと仕事を続けられたのも最高だった」

画像4

リーブスは、さらに「チャドも出演しているんだよ。ラナが彼のために役を書いたんだ。ラナと一緒に『マトリックス』を作ることがいかにワクワクすることか話したよ。セットにも何度か来たし、出演もした」とスタエルスキの出演について語る。

日本公開を12月17日に控えるなか、改めて「マトリックス」が自身のキャリアに与えた影響を聞くと、「『マトリックス』の人気のおかげで、いろいろな作品に関わる機会を与えられた。ローレンス・フィッシュバーンキャリー=アン・モスともすばらしい友情を育むことができた。アーティストとして、自分が心から信じることができる作品と関われることは大きな喜びだ」と話していた。

マトリックス レザレクションズ」は、12月17日から全国公開。

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース

映画ニュースアクセスランキング

本日

  1. “投資の神様”がパラマウント株で大損

    1

    “投資の神様”がパラマウント株で大損

    2024年5月10日 11:00
  2. 谷崎潤一郎原作、インモラルな関係を男女逆転「卍 リバース」「痴人の愛 リバース」 壊滅的な愛、究極のマゾヒズムの行方が気になる予告&場面写真

    2

    谷崎潤一郎原作、インモラルな関係を男女逆転「卍 リバース」「痴人の愛 リバース」 壊滅的な愛、究極のマゾヒズムの行方が気になる予告&場面写真

    2024年5月10日 18:00
  3. 髙石あかり×伊澤彩織×阪元裕吾監督「ベイビーわるきゅーれ」連続ドラマ化 全12話の完全オリジナルストーリー

    3

    髙石あかり×伊澤彩織×阪元裕吾監督「ベイビーわるきゅーれ」連続ドラマ化 全12話の完全オリジナルストーリー

    2024年5月10日 06:00
  4. 「マッドマックス フュリオサ」ファイナル予告完成! 「怒りのデス・ロード」地上波放送&日本限定入場者プレゼントも決定

    4

    「マッドマックス フュリオサ」ファイナル予告完成! 「怒りのデス・ロード」地上波放送&日本限定入場者プレゼントも決定

    2024年5月10日 07:00
  5. 実写版「耳をすませば」金曜ロードショーで今夜放送! あらすじ・キャストまとめ

    5

    実写版「耳をすませば」金曜ロードショーで今夜放送! あらすじ・キャストまとめ

    2024年5月10日 21:00

今週