キアヌ・リーブス、「マトリックス」出演は「大きな喜び」 新作を引き受けた理由は?
2021年12月16日 19:00

「マトリックス」の新章「マトリックス レザレクションズ」で、ネオ/トーマス・アンダーソンを演じたキアヌ・リーブスが取材に応じ、シリーズが自身に与えた影響や新作について語った。
「マトリックス」シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとり、リーブスはネオ/トーマス・アンダーソン役を再演。セラピーに通い「青いピル」を服用しており、日常生活の中で徐々に“何か”に気付き始めるという役どころだ。

ソファーに座り、リラックスした状態でオンラインをつないで現れたリーブス。本作の話を聞いたときを「だいぶ前の話になるけど、ラナ・ウォシャウスキー監督から(スマホに)メッセージが入って、電話に出たら、新しい『マトリックス』を作ろうと思っていると言われたんだ。ちょうど今日座っているこのソファーに座っていたんだけど、一気に立ち上がったよ」と振り返り、引き受けた一番の理由は「監督がラナ・ウォシャウスキーで、映画が『マトリックス』だからだよ」と明かす。
「マトリックス」でリーブスのスタントを務めていたのが、「ジョン・ウィック」シリーズを監督することになるチャド・スタエルスキで、本作ではスタエルスキが創設したアクションチーム「87eleven Action Design」のメンバーがアクション・デザイン・コリオグラファーを担当している。

「アクション・デザイン・コリオグラファーは『87eleven』のメンバーで、『ジョン・ウィック』『ジョン・ウィック3』でも組んだジョナサン・エウセビオなんだ。今回のコンセプトは、カンフー・スタイルへの回帰のような感じ。また、全ての『マトリックス』映画で仕事をしている(タイガー・)チェン・フーが僕のメインのインストラクターで、彼とまた組めるのも、ジョナサン・エウセビオと仕事を続けられたのも最高だった」

リーブスは、さらに「チャドも出演しているんだよ。ラナが彼のために役を書いたんだ。ラナと一緒に『マトリックス』を作ることがいかにワクワクすることか話したよ。セットにも何度か来たし、出演もした」とスタエルスキの出演について語る。
日本公開を12月17日に控えるなか、改めて「マトリックス」が自身のキャリアに与えた影響を聞くと、「『マトリックス』の人気のおかげで、いろいろな作品に関わる機会を与えられた。ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モスともすばらしい友情を育むことができた。アーティストとして、自分が心から信じることができる作品と関われることは大きな喜びだ」と話していた。
「マトリックス レザレクションズ」は、12月17日から全国公開。
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