永瀬廉、主演作「真夜中乙女戦争」の出来栄えに自画自賛 柄本佑&池田エライザは「兄貴と姉貴」
2021年12月13日 20:26

若年層を中心に圧倒的な支持を受ける作家・F氏が初めて手がけた小説を「King&Prince」の永瀬廉主演で映画化する「真夜中乙女戦争」の完成披露イベントが12月13日、東京タワーで行われ、永瀬をはじめ、池田エライザ、柄本佑が出席。永瀬が「かっこいい映画になった」と完成作に胸を張った。
退屈な日々を送る大学生“私”(永瀬)が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と内なる戦争を、スリリングかつサスペンスフルに描き出す本作。「チワワちゃん」「とんかつDJアゲ太郎」の二宮健が監督を務めた。映画を象徴する場所となる東京タワーでのイベントがかない、「実は僕、初めての東京タワー」という永瀬は、「自分の映画のこういう場で来させていただけるなんて、めちゃめちゃ光栄な気持ち」と感無量の面持ち。真下から東京タワーを見上げる形となり、「見てはいけないものを見ているみたいな気がする。スカートの中を覗いているみたい」と楽しそうに話していた。

二宮監督とは「クランクイン前からかっこいい映画にしようね」という約束をしていたという永瀬。完成した映画を観て「我ながらですが、かっこいい映画になった」と笑顔を浮かべ、「(試写会の)前の席には原作者のFさんがいた。こっちを見てニヤリとした表情をしてくださった。Fさんも満足していただけたのかなという思いもある」と原作者の反応に喜びも。「かっこいいし、スタイリッシュだし、僕も“私”として二宮さんの世界観に染まれたという思いがある。主題歌もビリー・アイリッシュさんで、ここまですばらしい方々と一緒に仕事をしてこられたんだと実感を得られた。うれしさと感動で、しばらく呆然としていました」と語っていた。

永瀬にとって池田、柄本とは初共演。撮影に入るまでは「お二人が怖かった。あまりしゃべらないタイプなのかなという心配があった」と告白しつつ、「でもそんな心配は全然いらなかった。お二人とも僕のテンションに合わせて会話をしてくださった。兄貴と姉貴に囲まれながら楽しく撮影させていただいた」といいチームワークを育んだ様子。柄本も「なんかしゃべっちゃう。重厚な話はしない」と笑うと、池田も「おとぼけ三兄弟みたいな感じ」と続き、「永瀬さんが切羽詰まった役を演じているんですが、そんなに切羽詰まった顔をしなかったからだと思う。永瀬さんがもっと集中していたら、そんなに話しかけなかったと思う」と語る。


これには永瀬が「ちょっと!褒めてくれているのかなと思うんですが、“もっと集中していたら”はやめようか。集中していない人みたいに思われる。めちゃめちゃ集中していましたからね。目に力を込めて向き合っていましたよ」と抗議して、3人で大爆笑。池田は「切り替えが早いから、私も楽しい現場にしていいんだなと思えた」と永瀬の役者力を明かしたが、柄本も「一緒に芝居をしながら、人生を諦めているような目が印象的。死んだ魚の目をしていた」と鬱屈とした思いを抱えた主人公として新境地を開いた永瀬を称え、「周りを緊張させないような魅力を持っている」と話していた。
「真夜中乙女戦争」は、2022年1月21日に全国公開。
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