「サンダーバード55 GOGO」樋口真嗣の構成シーン公開 矢島正明がナレーション

2021年12月9日 10:00

樋口真嗣による構成シーンを初公開
樋口真嗣による構成シーンを初公開

特撮人形劇「サンダーバード」の日本放送開始55周年を祝して公開される「日本語上映版 サンダーバード55 GOGO」から、樋口真嗣が構成した本編映像が披露された。「サンダーバード」の生みの親であるジェリー・アンダーソンが手掛けたSF特撮ドラマ「謎の円盤UFO」(1970年)のオマージュを織り込んだワンシーンから始まり、当時のナレーション・矢島正明を起用している。

1965年にイギリス、66年には日本でも放送が開始され、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇の最高傑作として名高い「サンダーバード」。本作は、オリジナルの撮影手法を完全再現した新作3話を、「シン・ウルトラマン」の樋口が日本公開用に構成した。

披露された映像は、「サンダーバード」シリーズに登場するコンテナメカたちのダイジェスト紹介も新たに追加されており、3本のエピソードを繋ぐだけではなく、「サンダーバード」ならではの仕掛けが散りばめられている。樋口による演出シーンは他にも用意されており、ファンのみならず初見の人々も「サンダーバード」の世界が楽しめるよう導入部分にもこだわっている。

あわせて、樋口と本作の監督・プロデューサーを務めたスティーブン・ラリビエーからのコメントが公開されたほか、公開前日となる2022年1月6日に日本語キャストの満島ひかり井上和彦森川智之、そして樋口が登壇する先行上映イベントの開催も決定した。

日本語上映版 サンダーバード55 GOGO」は、22年1月7日全国公開。1月8日からオンライン上映開始。樋口、ラリビエー監督のコメント全文は以下の通り。

樋口真嗣/構成担当】

グレートブリテンの伝統の結晶、スーパーマリオネーションの歴史に参加できるという僥倖を授かり、誠に恐悦至極であります。オリジナルに対する敬意として、新たな解釈や余計な演出を一切排除して、我々が初めて触れた当時と同じく「日本語版」を当時と同じ東北新社様で製作できたことも身に余る光栄です。

満島ひかり嬢の参加により、レディ・ペネロープ像に新鮮なコントラストが与えられたことも見逃せないでしょう。そして、我々日本語版スタッフのささやかなる挑戦の一つとして、矢島正明さんのナレーションによるオープニングの再構築を致しました。矢島さんの豊穣なトーンアンドマナーをお楽しみください。

【スティーブン・ラリビエー/プロデューサー・監督】

子供の頃から「サンダーバード」のファンだった私は、国際救助隊がスーパーマリオネーションで新たに活躍するのを見たいと常々思っていました。映画監督として、私はそのような冒険譚を創りたいと願っていました。

2015年、1960年代のオリジナル音声をベースにした “新しい”「サンダーバード」の3つのエピソードのプロデューサーになり、それらすべてが実現しました。私と私のスタッフにとって、本物であることは最も重要なことでした。それは1960年代に作られたように見え、感じられなければなりません。私の仕事は世界に通用する映像を作ることと、英語圏に通用するものを作ることでした。

以前日本に住んでいたことがあり日本人や日本の文化を愛している私は、この3つのエピソードが日本で公開されるときには、単に英語に字幕を付けただけではなく、日本の文化に合った形で観てもらいたいと思っていました。樋口真嗣さんは、私たちが作ったものを尊重しつつ、皆さんが昔から観ていた日本ならではの「サンダーバード」になるように構成してくれました。「FAB」「ハイ、パパ」も健在です。

私たちがこれらのエピソードを作ったとき、伝統的なスーパーマリオネーション技術を使ったことがイギリスで大きなニュースになりました。樋口真嗣さんは、そのストーリーを日本語劇場版に織り込んでいて、3つの冒険譚だけでなく、1960年代の素晴らしい撮影スタイルの復活を体験することができます。パペットやミニチュアも生まれ変わりました。「サンダーバード55 GOGO」が日本の映画館で上映されることにとてもワクワクしていますし、嬉しく思います。日本の観客の皆さんにも、この21世紀におけるスーパーマリオネーション、そしてセンチュリー21のこれからの冒険を、私と一緒に期待していただければ幸いです。

(映画.com速報)

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