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日本映画初の快挙 濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」NY映画批評家協会賞作品賞受賞!

2021年12月6日 15:00

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日本映画にとって初の快挙!
日本映画にとって初の快挙!
(C)2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会

第87回ニューヨーク映画批評家協会賞が12月3日(現地時間)に発表され、濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」が作品賞を受賞した。日本映画が同賞の作品賞に輝くのはこれが初めてとなる。

村上春樹の同名短編を映画化した「ドライブ・マイ・カー」は、妻を亡くした舞台俳優で演出家の家福(西島秀俊)が、チェーホフの戯曲「ワーニャ叔父さん」を演出することになり、愛車のサーブで東京から演劇祭のある広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と過ごすなかで、家福はそれまで目を背けていたことに気づかされていくという物語。カンヌ国際映画祭で脚本賞など4冠を獲得し、先日発表されたゴッサム賞では最優秀国際映画賞を受賞した本作は、第94回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定している。

ほかには、トーマス・サベージの小説を映画化した「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオンが監督賞、ベネディクト・カンバーバッチが主演男優賞、コディ・スミット=マクフィーが助演男優賞を受賞。また、グッチ創業者一族の崩壊を描いたサスペンス「ハウス・オブ・グッチ」のレディー・ガガが主演女優賞、シェイクスピア悲劇を映画化した「マクベス」で3人の魔女と老人を演じたキャサリン・ハンターが助演女優賞を受賞した。

第87回ニューヨーク映画批評家協会賞の受賞結果は、以下の通り。

▽初監督作品賞
ロスト・ドーター
▽助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー「パワー・オブ・ザ・ドッグ
▽助演女優賞
キャサリン・ハンター「マクベス」
▽脚本賞
「Licorice Pizza(原題)」
▽外国語映画賞
「The Worst Person in the World(原題)」
▽ドキュメンタリー賞
「Flee(原題)」
▽アニメーション映画賞
ミッチェル家とマシンの反乱

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