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ムロツヨシの一挙手一投足に喝采! 満員の客席で主演作「マイ・ダディ」をファンと鑑賞

2021年11月28日 15:43

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舞台挨拶を盛り上げた(左から)ムロツヨシ、金井純一監督、川岡大次郎
舞台挨拶を盛り上げた(左から)ムロツヨシ、金井純一監督、川岡大次郎

俳優のムロツヨシが11月28日、栃木県那須塩原市で開催中の「なすしおばら映画祭」で上映された初主演映画「マイ・ダディ」の舞台挨拶を、会場となるフォーラム那須塩原で行った。満席となったこの日、客席で一緒に鑑賞したムロの登場にファンは大歓声をあげた。

今作は9月23日に全国170館で封切られた。俳優生活25年という節目となるタイミングでムロが息吹を注いだのは、小さな教会の牧師を務めるシングルファーザーの一男。最愛の妻・江津子(奈緒)の亡き後、を中学生になった娘・ひかり(中田乃愛)を男手ひとつで育てている。アルバイトを掛け持ちしながら、決して裕福ではないが穏やかで幸せな日々を過ごしてきたが、最愛の娘が白血病で倒れてしまう。さらにドナー検査の結果、一男とひかりに親子関係がないことが判明する……。

東京での初日舞台挨拶は客席稼働50%だったため、今作でムロが満席の光景を目にするのは初めて。それだけに、「嬉しいです。本当にありがたい。いやあ、演じている時のことを思い出して、辛くて泣いちゃった」と感慨に浸った様子だ。ともに登壇した金井純一監督から「どの部分ですか?」と聞かれると、「全部! 一男がかわいそうになっちゃって」と明かした。

映画祭プロデューサーの川岡大次郎から「いつものムロさんじゃないよね?」と振られたムロは、「前半はガソリンスタンドの店長(永野宗典)がだいぶ変なことをやっていましたので、そこは彼に任せようと。さすがに今回ばかりはね」と説明。そして、「今までの舞台挨拶では、もう少しおちゃらけているんだけど、ここで一緒に観ちゃったからさ」と話すと、金井監督からは「僕は違うムロさんを知らないから、僕の中ではひとりの俳優として役に向き合ってくれたムロさんなんです」と謝意を示していた。

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前日に同所入りしたムロは、短い時間ながら満喫したようで「丸信ラーメンを食べてから来ました。すごくいいお店でしたよ」とほほ笑む。ムロの銀幕デビュー作「サマータイムマシン・ブルース」(本広克行監督)で共演した川岡に対して、「同期みたいなものですから。映画祭のプロデュース? すごい男ですよ、本当に」と最敬礼。さらに、「西那須野にある元祖チキンハウスというお店の僕は大ファンで、昨夜も行ってきちゃいました。いつか那須をロケ地にして映画を撮って、チキンハウスで打ち上げをやりたい!」と語り、場内を盛り上げた。

その後、話題はムロが「やりたい役者とやりたい脚本をやる」をコンセプトに上演してきた舞台シリーズ「muro式」へと移行。ムロが「そこに人が集まってくれて、人のありがたみを知るんですよね。ひとりじゃ何も出来ないと。そこに立たないと分からない苦しみもありますしね」と真摯な面持ちを浮かべると、川岡は「いつかmuro式を那須塩原でやってもらいたいんですよね」と“野望”を明かす。すると、ムロは「やりましょうよ! そして、打ち上げはチキンハウスで!」と満面の笑みでオチをつけると、場内は拍手喝采だった。

「なすしおばら映画祭」は本日まで開催。

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