「博士と彼女のセオリー」監督が劇作家サミュエル・ベケットの人生を映画化
2021年11月28日 11:00

20世紀を代表する劇作家、小説家、詩人のサミュエル・ベケットを描く伝記映画「Dance First(原題)」が製作されることがわかった。米バラエティによれば、ジェームズ・マーシュが監督、ガブリエル・バーンが主演を務める。
マーシュは「マン・オン・ワイヤー」で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。スティーブン・ホーキング博士を描いた伝記映画「博士と彼女のセオリー」はアカデミー賞5部門にノミネート(エディ・レッドメインが主演男優賞受賞)された。バーンは米HBOのテレビシリーズ「イン・トリートメント」でゴールデングローブ主演男優賞を受賞し、映画の代表作には「ユージュアル・サスペクツ」「仮面の男」「ヘレディタリー 継承」などがある。
アイルランド出身のベケットは、第2次世界大戦中にフランスでレジスタンス運動に参加。終戦後にパリで執筆を続け、3部作の小説「モロイ」「マロウン死す」「名づけられないもの」、戯曲「ゴドーを待ちながら」など数多くの作品を発表し、1969年にノーベル文学賞を受賞した。
新作「Dance First(原題)」では、社会的に素晴らしい功績を認められながらも、自身の内にある落伍者の意識を拭えなかったベケットの素顔を描くという。ドラマ「ギルティ 人生まっさかさま」のニール・フォーサイスが脚本を執筆している。
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