A24の新作「The Legend of Ochi」にウィレム・デフォー、エミリー・ワトソン、フィン・ウルフハードら

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話題作を連発する米インディペンデントスタジオ、A24の新作「The Legend of Ochi（原題）」にウィレム・デフォー（「永遠の門　ゴッホの見た未来」）、エミリー・ワトソン（「パンチドランク・ラブ」）、フィン・ウルフハード（「ストレンジャー・シングス　未知の世界」）、ヘレナ・ゼンゲル（「この茫漠たる荒野で」）の豪華キャストが出演することがわかった。

米Deadlineによれば、本作はアイザイア・サクソンの長編監督デビュー作で、サクソンが自身のオリジナル脚本を映画化する。家を飛び出した少女（ゼンゲル）が、オーチと呼ばれる珍しい生き物と出会い意思疎通できるようになる物語。サクソンが考案したキャラクターや世界観を描くファンタジー作品だが、いわゆるファミリー向け映画とは異なり、「ロード・オブ・ザ・リング」以前のピーター・ジャクソン監督作品を彷彿させる雰囲気にA24が圧倒され、製作に名乗りを上げたという。新人監督発掘の目利きとして知られるA24は、アリ・アスター監督のデビュー作「ヘレディタリー　継承」と第2作「ミッドサマー」を大ヒットさせている。

サクソンは、これまでミュージックビデオの監督としてビョークやダーティー・プロジェクターズ、カニエ・ウェスト、グリズリー・ベアの作品を手がけてきた。「The Legend of Ochi（原題）」はダーティー・プロジェクターズのメンバーで、サクソンのアニメ＆映像製作会社エンサイクロペディア・ピクトゥラのコラボレーター、 デイブ・ロングストレスが作曲を務める。「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟の製作会社AGBOが製作総指揮、サクソンとエンサイクロペディア、トレイシー・カールソン、リチャード・ピート、ジョナサン・ワンがプロデュースする。なお、エンサイクロペディアは現在、アップルで配信される新作アニメシリーズを準備している。

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