パンチドランク・ラブ

ALLTIME BEST

劇場公開日:2003年7月26日

解説・あらすじ

「ブギーナイツ」「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン監督が、コメディ俳優アダム・サンドラーを主演に迎えて撮りあげた異色のロマンティックコメディ。

ロサンゼルス郊外の町で暮らすバリーは、トイレの詰まりを取る吸盤棒のセールスマンとして真面目に働いている。7人の姉に囲まれて抑圧されながら育った彼は、突然キレたり泣き出したりと情緒不安定な一面を抱えていた。ある日バリーは姉の同僚であるリナと出会い、ふたりは次第にひかれ合う。その一方で、バリーは何気なくテレフォンセックスのサービスを利用したことから、思わぬトラブルに巻き込まれていく。

共演は「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、「ブギーナイツ」のフィリップ・シーモア・ホフマン。2002年・第55回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。主人公バリーが食品会社のマイルキャンペーンの盲点を突いて大量のプリンを買い占めるエピソードは、アメリカの実在の人物デビッド・フィリップスによる実話をモデルにしている。

2002年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Punch-Drunk Love
配給:東宝東和
劇場公開日:2003年7月26日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第60回 ゴールデングローブ賞(2003年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) アダム・サンドラー

第55回 カンヌ国際映画祭(2002年)

受賞

コンペティション部門
監督賞 ポール・トーマス・アンダーソン

出品

コンペティション部門
出品作品 ポール・トーマス・アンダーソン
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

Images Courtesy of Park Circus/Paramount

映画レビュー

4.5 ポール・トーマス・アンダーソン監督が最もメジャーに接近した映画

2025年11月30日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (0件)
村山章

3.5 最後まで分かりません

2026年6月13日
PCから投稿

なんだっのか?
でも、なにか面白かったです。
こんな場面にこんな音楽を入れたらどうなるか?って実験だったのでしょうか?
素敵なメルヘンだったのでしょうか?
それとも
探偵のいないミステリーだったのでしょうか?
意味ないと思うが考察してみよう・・
まず、彼は働いているのではない。あれはなんちゃってビジネスなのであって実際にはビジネスとして機能していない・・・なんなのか・・・
姉の一人が彼女を紹介してきた。その彼女は朝、突然やってきて車の調子が悪いとかで立ち寄った女・・・だった・・
何故、コールガールとそのボスはバリーにあんなにこだわったのか?
なぜ、あの彼女は明らかに頭が少しどうかしている彼とくっつこうとしているのか?
・・・全てを説明できる簡単な仮説があるようだが・・・
ただ、冒頭部分は分からない
あのクラッシュは彼の頭の中の爆発?あれで何かを忘れてしまった。彼にはよくあること?
オルガンとスーツ・・姉のために誕生日会で弾こうとしていた?
オルガンを買った店が敵ボスの支店だった?その時、一味はバリーが少しイカれていて資産があると知った?
テレフォンセックスの広告が載った新聞をそこで掴まされた?
全ては陰謀なのだが、まるで純愛っぽい音楽を乗せた・・・それがパンチドランクラブ?
彼は先天性パンチドランカー???
いつも頭の中で、あんな感じの曲が流れている?

いや、映画は分からなければいけないと決まってるわけじゃない。それもまた面白さでしょう

コメントする (0件)
共感した! (0件)
KIDOLOHKEN

3.5 過剰で純粋で、面白い。 何が面白いのか? 良くわからない。 なぜか...

2026年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

過剰で純粋で、面白い。
何が面白いのか?
良くわからない。
なぜか癖になりそうな映画。

ポール・トーマス・アンダーソン監督の作品は初鑑賞。ほかの作品も見たくなった。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
hato

4.0 「ポール・トーマス・アンダーソン監督4作目は95分のラブストーリー。たんなるラブストーリーを作らないのがさすがPTAだ」

2026年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

斬新

ドキドキ

 まず設定が面白すぎる。主人公のバリーには姉が7人いて末っ子の弟。シャイになるし、ある種女性恐怖症になっているかのようだ。幼いころから姉たちにからかわれて突然キレルのは、今も同様だ。姉たちが集まるパーティーに行って、またからかわれて突然キレてしまう。

 映画は唐突に始まる。朝、会社の始業前。大通りにでたバリーは、車が激しくひっくり返る事故を目撃し、なぜか道に捨てられたピアノが置かれる。このシークエンスはなにを意味するのか。PTAの「この映画はたんなるラブストーリーではないよ」という宣戦布告であった。

 会社の隣の車の整備工場前に一台の車が止まる。降りてきたのは美しい女性。バリーはその女性を見た瞬間、パンチドランク・ラブ(一目惚れ)する。リナは姉の会社の同僚で、姉たちと写っているバリーを見てパンチドランク・ラブにおちいった。リナは強引にバリーをデートに誘う。しかしすべて順調とはいかない。

 リナと出会う前、バリーは寂しさのあまり、テレフォンセックスに電話をかけ、身元が明らかになり、脅迫される。そして強引に大金を取られてしまうというストーリーを挿入する。バリーはこの怒りを忘れない。そうバリーはキレル男なのだ。

 バリーはリナを愛するあまり、彼女の出張先のハワイまで行き、愛を確かめ合う。幸せの絶頂にいる二人。仲良く帰国した二人は、ある事件に巻き込まれ、リナはケガを負う。怒り狂うバリーがとった行動は、リナを心から愛するパワーに満ちていた。

 バリーは再びリナのもとに帰る。まさに絵に書いたようなラブストーリーだが、PTAの手にかかれば、難局につぐ難局をなんとかくぐりぬけたスリリングさもあじわえる。バリー役のアダム・サンドラーとリナ役のエミリー・ワトソンの不器用な男女が、実はキレル同類というのも笑える。このような一癖あるラブストーリーを95分で描き切れるのもPTAの才能のすごさだ。本当にすごい映画作家だ。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
かな