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ジャルジャルワールド全開 「サンチョー」クセ強な奴をとらえた本編映像

2021年11月19日 09:00

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「サンチョー」は公開中
「サンチョー」は公開中
(C)2021 「THANC YOU ─JARUJARU TOWER 2021─」 吉本興業

今日11月19日から公開を迎えた、お笑いコンビ「ジャルジャル」が主演を務める「サンチョー」の本編映像の一部が披露された。ジャルジャルの2人だけで11役に挑んだ本作に登場するなかでも、特に強烈なインパクトを放つキャラクターをとらえている。

コントが生むエンタメ性と長編映画の物語性をかけあわせた本作の新たな映像ジャンルを“コントシネマ”と名付け、これまでにない新たな表現方法に挑戦。単独ライブツアーで演出を手掛けるなど、ジャルジャルとは幾度となくタッグを組んできた放送作家の倉本美津留が監督を務めた。

ジャルジャルといえば、「人質のチョイスミスった奴」「ハズレの先生が担任になった奴」など、“ヘンな奴ら”によるコントがYouTubeチャンネルでも人気を集めているが、本作でも愛すべき“ヘンな奴”たちは健在。

本編映像では、独学で極めたというカット技法のクセが強すぎる美容師・夏目瞭(福徳秀介)と、その客(後藤淳平)のやり取りを収めている。やたら目を合わせながら至近距離かつありえない姿勢で散髪する夏目オリジナルのカット法と、呆気にとられながらもなぜか受け入れてしまう客の姿が映し出され、じわじわと笑いがこみ上げるシーンに仕上がっている。

本作は、設定とストーリーだけをもとにジャルジャルがコントシネマの人物になりきり、その場でリアルに会話を紡いでいく手法で作り上げられた。一度コントが始まれば最後までカメラを止めないなど、撮影方法も工夫され、その意図について倉本監督は「製作陣の前ですら同じ笑いをこすることを避ける彼らは、テイクが変わるたびに別の角度の笑いを入れてくる可能性があるので、画が繋がらなくなるんですよね(笑)。なにより、何度も同じことをやらされると笑いのテンションが下がってしまう。彼らの笑いの反射神経を生け捕りたいと思ったんです」と説明している。

あわせて、本作を鑑賞した詩人の俵万智氏、アニメーション監督の瀬下寛之氏、漫画家の森田まさのり、脳科学者の茂木健一郎、女優・創作あーちすと・のんからのコメントが公開された。俵は「ジャルジャルワールド全開の、しつこい笑い。それが足し算でなく掛け算で迫ってきて、いつしか不思議な多幸感に包まれていた。今すぐにでも、彼らにまた会いたい」、瀬下氏は「ことばの達人・倉本監督らしい、心理の隙間に侵食して“おもろい空気”に包んでしまう作品です」と世界観を絶賛。

森田氏は「コント師はみんな悔しがるはず。こんな映画作れてジャルジャルは幸せやなぁ」、茂木氏も「倉本美津留さんの創造とジャルジャルの瞬発がマリアージュして、感動のラストまで疾走する。連れていかれました!!!」、のんは「面白かった~!ヤバイけれど愛おしい登場人物達がリアルに割り込んでくる感覚があり、じっくり観れば観るほど笑いが込み上げてきました。クセになる映画です」と、それぞれ熱量あふれるコメントを寄せた。

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